California Trip
Summer 2018
- DAY 3 -

  • DAY 3
  • 14th, July 2018
  • [ SAT ]

5時半起床。Nanaをモテルにおいて、1人でSan Onofreに向かう。フリーウェイ5を北上。Cristianitos Rd.で降りる。

Mikeと待ち合わせてクルマ1台でSan O’へ向かう。MikeはSan O’の年間パスを持っているので1台で行った方が節約できるのだ。

ポイントに着くとOld man’sのレフトが良さそう。しかしMikeのホームはChurch。黙々と着替えて有無を言わさずMikeの後を追い徒歩で北上(笑)

ポイントまで距離があるので、9’6”のニューボードではなく、7’6” Hot Butterをチョイス。なんでも以前歩くことができた軍の敷地内の歩道を歩くことができなくなったとかで、海辺沿いの砂浜を歩く。

10分ほど歩いてChurchに到着。波をチェック。セットは肩ほどの波がブレイクしている。潮が引いており、海にエントリーするまでロックダンスを強いられる。これがとても苦手。必ずと言っていいほど足の裏に傷を作る。

今回はなんなくHot Butterを海に浮かべることができた。腹ばいになりパドル。アウトにはFujiさんがいた。

土曜日のChurchはそこそこの賑わいをみせていた。波待ちしながらずーっと話に興ずる人たち。子供たち。オールドスクールなロガー。千差万別。

ほとんどがライトブレイク。まずは小ぶりなうねりを見つけ、パドル開始。テイクオフ。腰が引けたかっこ悪いスタンディングだが、波のパワーに助けられなんとかインサイドまで乗り切ることができた。

周りにいるサーファーのクセをチェック。ガツガツ系。おっとり系。ライトの波なのにレフトに突っ走る系。チョッカリ系。乗れなさそうで乗っちゃう系。

うねりが来たら、まずはどのサーファーが自分の近くにいるか確認。ポジションの変更。パドル開始。海上ではいろいろな駆け引きが必要だ。

土曜日の海の混雑は万国共通。ハッスルし過ぎず、リスペクし過ぎない。自分の波だと確信したら、引かずにテイクオフまで行って自己主張をする。オレは乗れるんだぞということを、周りのサーファーに主張することも混雑している海の中では必要なこと。もちろんルール、マナーを守った上での話だが。

こんなシチュエーションでのサーフィンは疲れる。僕はうまいタイミングで波を取り、インサイドまでメイクすることができたので、そのまま上がることにした。オールドマンズ寄りのリーフがないところからビーチに戻ることができた。

MikeとFujiさんをあとにして、ぼくはクルマへ戻った。それほど待つことなく2人もクルマに戻ってきた。10時を回った。Fujiさんとはここで、MikeとはMikeのクルマをパークしたところで別れた。

フリーウェイ5を使ってモテルへ戻る。部屋で待っているNanaとPipe’sに行こうということになった。途中のマーケットでランチのサンドウィッチを買って、ビーチに向かう。

さすがに7月のPipe’sにはたくさんの海水浴客で賑わっていた。オンショアによって海面は乱されてはいるが、腰腹サイズのサーフィンできるコンディション。Nanaの許しを得てニューボードの進水式をした。

ボードを海に浮かべて腹ばいになってみる。浮力、バランス問題なし。アウトで波待ちをしているとうねりが見えた。周りにはサーファーが2人。波に乗る気配がないので、テイクオフをするためパドリングする。

スーッとボードが押され、波に乗ったことがわかった。余裕を持ってテイクオフ。フェード気味にターンをかますとホワイトウォーターに捕まりそうになった。一旦ボトムまで降り、スープの前まで素早く加速すると、波寄りに体重を預ける。

ボトムターンをしてスープをやり過ごすと波のフェイスにたどり着いた。気持ちの良い瞬間だ。

波の崩れる方向にボードをセッティング。グライド感がたまらないニューボード。波のスピードにボードをコントロールしていたら波の最後までたどり着いてしまった。さすがScott、いいし仕事している。

サーフィンをしないNanaを長い間ビーチにほったらかしにできない。キリのいいところでサーフィン終了。

今夜はDanの家でディナー。奥さんのAbiと子供達はお出かけ。Danと近くのイタリアンレストランに行き、料理をTo Goする。

料理ができるのを待っている間に、近くのワインショップでワインを2本調達。レストランの戻る頃には料理が出来上がっていた。美味しそうな香り。

3人でDanの家に戻りパティオで乾杯だ。酔うほどに話が盛り上がり、Danが人生設計の持論を話し出す。ビジネスと家と家族を手に入れたDan。将来に向けても野望を持っているようだ。

僕とはすこし考えが違うようで、意見が対峙する場面もあった。言い合えることこそ気心が知れた関係。そんなことすらカリフォルニアに来て嬉しい瞬間ですらある。いつもありがとう、Dan。

さあ、9時を回ってしまった。モテルに帰ろう。お酒を飲まないNanaに運転を任せて、Danの家を後にする。明日は日曜日。フリーマケットの日!

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