California Trip Report

2016 SUMMER / DAY 7

  • DAY
  • June 14th, 2016
  • [ TUE ]

7時に起床。ふたりでモテルのフロントへ。今日のブレックファストはワッフルに挑戦。食べることに挑戦ではなく、作ることに挑戦なのだ。

ワッフルを作るマシンがあって、できたてのワッフルを食べられる。すでに水で溶かした小麦粉があって、それをワッフルの型の鉄板に流し込む。

同じ型でできたふたで密閉して、時間を告げるブザーとともにふたを開けると、できたてホヤホヤのアツアツなワッフルの出来上がり。これは面白いし美味しい。次回からはこれで決まりだ。

楽しい朝食を終え、向かうは波チェック。今日はPalos Verdes CoveでLIQUID SALTのGlennと待ち合わせ。

この時期は北うねりが期待出来ないから、Coveでのサーフィンは厳しいとGlennが言っていたが、幸い強めの南うねりがPalos Verdesの半島にぶつかり、回り込んでCoveにうねりをもたらしてくれた。

すでにGlennは波チェック。
「Hiro、ラッキーだね。波あるよ!」
「おはよう。だから言ったじゃん。」
そしてNanaさんを見てニヤニヤ。彼女をGlennに紹介する。耳元でCongratulations! だって。

Nanaさんには写真を撮ってもらい、GlennとCoveでサーフィン。波のサイズは腹〜胸といったところか。もちろん無風のGlassy Menpitaである。

Glennはバックパックにウェットスーツを入れて崖を下ってゆく。これがローカルスタイル。ぼくはクルマを駐車した場所でウェットスーツに着替え、崖を下りる。ビジタースタイル(笑)。

今日はCoveに波があると思ったサーファーは少なかったようで、ぼくらを含めて5人ほどしか海の中にはいない。本当にラッキーな日だ。

GlennとはLinda Bensonさんつながりで知り合った。そして彼がプロデュースするウェブマガジンLIQUID SALTのロゴを使ったTシャツを日本で販売。コアなカリフォルニアマニアから絶大な人気を得た。

Glennの本業はグラフィックデザイナー。彼の創るロゴはシンプルで洗練されている。RAIL GRABBERのロゴも彼の手がけた作品だ。

アウトにでると、先に波待ちをしていた人達はみんなGlennの友達だった。みんなフレンドリーで、ぼくにも波を回してくれた。

ライトブレイクのショルダーは長く、ロングライドが保証されている。レフトブレイクはグーフィーであるぼくの波。

ややオープン気味で早めにアジャストしないとブレイクにつかまってしまう。それでもクセがわかればロングライディングが約束されているのだ。

小一時間で大満足できるだけの本数の波をゲット。ノーズライディングにカットバック。なんでもござれの波に感謝。

今日も押せ押せのスケジュールが待っているので、海の中でGlennとはお別れ。「うまくやれよ!」とのお言葉をもらい、ニヤニヤ。

一度モテルに戻り、着替えをすませ、ふたりでKAZさん宅を訪れる。

NanaさんとKAZさんはなぜか初対面なのに旧知の仲かのように打ち解けて話しをしている。ぼくのことを一番良く知る先輩。そんなふたりを見ていると、なんだかなつかしい気持ちになった。

時刻はすでにお昼近くになってしまった。ランチはパンケーキ屋に決定。今日は朝から粉料理の連続(笑)。お気に入りのパンケーキ屋にスイーツ好きのNanaさんを連れてゆく。その後はお仕事。

NanaさんはショッピングがしたいとのことでリニューアルしたDel Amoショッピングモールに。ぼくはカットソー工場へ打ち合わせ。

すでに来春夏の生地の選定で実感がわかないが、それでもひとつずつ仕事をこなしていかないと、時間は待ってくれない。なんとか形になった。疲れるけど、新しい生地をみるのは楽しい。

それからDel Amoに行き、Nanaさんと合流して新しくなったDel Amoを見て歩く。早いもので明日が帰国の日。サーフボードとウェットスーツを預かってもらうためにMaxwayへ。

Mike、いつも悪いね、ありがとう!はやくも時刻は17時。モテル近くまで戻り、ホールフーズとトレダージョーズで夕食の買い出し。最後の夜は部屋でディナー。


というわけで、今回のカリフォルニアトリップも無事終了。いままでカリフォルニアトリップをご覧いただいている方々にご報告かたがたNanaさんに登場してもらいました。

人生とは本当にわからないものだと感じた今回の旅。ぼくの落ち込みようを知っている人達は、きっとこんな展開にあっけに取れたのではないでしょうか。

でも今は本当に素敵な女性に巡り会えたと思っています。虫が良いかもしれませんが、EIKOさんもきっと喜んでくれていると思う(おこってるかな)。

とにかくぼくの人生の第二幕が開きました。でも不変なのがカリフォルニアに対する想い。もっともっとみんなに愛されるBO SPORTを作りたいです。

自分が満足できるBO SPORTを作りたいです。だからまだ当分カリフォルニアからは離れられそうにありません。ありがとうございました。

Shots of The day

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