California Trip
EARLY SUMMER
2017
DAY 6

  • DAY 6
  • 20th, June 2017
  • [ TUE ]

初めて泊まったヴェンチュラのこのモテル。なかなか快適なところだった。

トリップ半ばになって溜まった洗濯物はモテルの前のストリートを渡って向かいにあるコイン・ランドリーで洗濯できたし、ビールが飲みたいと思ったら、コイン・ランドリーの隣にリカー・ショップがあった。メインの喧騒からは少し離れているので静かだし。また来よう。

チェックアウトを済ませた僕たちは、ヴェンチュラ・フリーウェイに乗り込みGo South。途中でフリーウェイを降りてオクスナードの街を横切る。

オクスナード・ブルバードはそのままパシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)へとつながり、コーストラインへと続く。なかなかスカッと晴れてくれない天気。でもモヤっているということは風がないということ。右側に見える海をチラチラ見ながらうねりをチェック。なんとなくうねっているね。

30年前、カリフォルニアで初めてサーフィンしたポイントのカウンティ・ラインを通過。路肩にはたくさんのクルマがパークされている。その間から見えたブレイクはセットで頭。いい感じだった。はやる気持ちを抑えて安全運転。スロープの長い下り坂をクリアするともうすぐMalibuだ。

海側の路肩はすでに立錐の余地もない。しょうがないので一段下にある有料パーキングに移動。それでも7ドルか9ドルか。安いものである。

とりあえず波をチェックする。腹胸〜セット肩。Glassy Menpita。いい感じじゃないですか!そそくさとクルマに戻ってウェットスーツに着替える。そうなると一緒に来ているNanaさんも目に入らなくなり、サーフボードを持って一目散に海へ。

ピアに近いインサイドからエントリーして、ピークから乗ってくるサーファーに邪魔にならないように遠回りしてパドルアウト。これ常識です。

今日はファンサーフできるお手頃サイズでサーファーも多いがなんとか隙を狙って波をゲットできそうだ。

アウトに出たら、まずは周りのサーファーをチェック。すると一目でやばいSUPPERを発見。いいセット波をことごとく乗ってゆく。周りのサーファーもちょっとイラつき気味。空気悪し。

またSUUPERがテイクオフ。すると確信犯的にロングボーダーが前乗り。二人でインサイドまで乗り継ぎ、なにやら話している模様。そしてそのSUPPERは懲りずにアウトに。

セットがくる。懲りずにSUPPERが波を奪う。すると先ほどとは別のロングボーダーが確信犯的に前乗り。今度は激しい口調で口論。そのあとそのままSUPPERは上がってしまった。そうすると周りの空気は一変。いいリズム・ローテンションが生まれた。

バックサイドが苦手な僕でも、ここMalibuの波は特別。しかし波のディレクションや潮加減によってはブレイクが速くなったり、トロくなったりするので経験を積むことも必要。大満足な1時間半のサーフィン。

ビーチに上がって、シャワーを浴び、クルマに戻る。サーフィンをやらない相棒と一緒に来るなら、長くても2時間で海から上がろう。相手の気持ちになって。

そしてクルマを近くのショッピングモールに移動させ、いろいろなお店を探索。Lululemonをみたり、Levi’sやRRLをのぞいたり。なんでもRRLはブランド自体が撤退の噂が。今回はゲットしたくなるようなものはなかった。11時。お店が混む前に早めのランチを取ろう。手作りサンドウィッチを。

その頃から薄日が差し込んで来るようになった。僕たちはアウトサイド・テラスでスズメにパンの破片をあげながらランチをとった。この後はLAに戻りお仕事。新しいブランドとミーティングだ。

縁あって新しい人と出会い、魅力あるブランドと巡り会える。これがヘッズのカリフォルニア・トリップ。オーナーはじめスタッフのみんなはとてもフランクで楽しい時間を過ごすことができた。ここでは詳しいことはまだここでは書けないが、来春をお楽しみに。

いい波に乗って、いいミーティングができて充実感が身体中を包んでくれる。もう少し南下して、今日からステイするモテルを目指す。アーテシア・ブルヴァード沿いにある初めてのモテル。クルマをパーク・スペースに滑り込ませ、チェックインのためにフロントに向かう。部屋数よりパーク・スペースが少ない。ここに駐められなければ、アーテシアに駐めることになりそうだ。

フロントマンは初老のインド人。またインド人?気難しそうで無口な男。
「どこから?」
「日本です。」
「日本人の客で20年利用してくれている上客がいるよ。」
「へー」
「その人は古着を集めて日本に送っている。」
「へー」
そんな会話をしていると、向こうの警戒心も少しずつ解けて、笑顔が見えるようになってきた。人間とはこんなもんだ。これも旅の楽しさ。

僕たちは荷物を部屋に移動して、モテルの近くを探索する。スーパーマーケットのホールフーズやショッピングセンターのターゲットが近くにあった。そしてモテルの向かいにはスターバックスが。便利は良さそうだ。

特にターゲットは面白い。日用品、衣料にはじまり食品、酒まで売っている。またターゲットオリジナル商品も充実しており、しかも安い。トレードマークも洗練されていて大好き。

さあ今夜はMikeとお決まりのイタリアンでディナー。このままフリーウェイ405に乗り込み、シールビーチ近くまで移動だ。気取りのないイタリアン。そしてワインはMikeが持ち込み。みんなでワイワイ、ガヤガヤ。いつもありがとう、Mike。今日は朝からよく動いた。美味しいレッドワインが身体に沁みわたる。
さあ、明日はサウス・ベイ。波はあるのか?

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