Rainbow Sandals

Rainbow Sandalsができるまで

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シンプルで頑丈なRAINBOW SANDALSがいかにして出来上がるのか?
これを知る人はあまりいない。
このサンダル、形はシンプルだが、何人もの職人の手を経てやっと完成するのである。
それでは、はじまり、はじまり...

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ファクトリー内を案内してくれたのは陽気な工場長J.D.。早口なのが玉にきず。

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原材料となる良質な牛革が山積みです。この四角い牛革がサンダルへと変化していきます。

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これはソールになるラバーです。RAINBOW SANDALSオリジナルの刻印が押されています。

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ファクトリー内に牛革を持ってきて、これから各サイズの足型に合わせて裁断します。

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これはクッション部分のスポンジ。一層が301品番で二層が302品番。

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足全体のクッションとなるスポンジと土踏まず部分のスポンジの接着。

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これがRAINBOW SANDALS秘伝のタレ、じゃなくて接着剤。超強力です。調合はシークレット。

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ソール部分のラバーを接着し、乾燥させているところ。ここまででもかなり時間を要する。

別室の作業場にて、鼻緒のパーツ作り。重要な部分なので、3人の職人の作業を経て出来上がる。
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足の裏との接触部分の牛革と鼻緒部分を接着させ、乾燥させておいたクッション部分を圧着。ただこの前作業は秘密だそうで、撮影はNGだった。そこの作業こそ、何十年履き古しても鼻緒が抜けずクッションが剥離しない秘伝の技だった。

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最後の仕上げはJ.D.が。サンダーで形を整え、余分な接着剤の垂れなどを削ぎ落とす。

RAINBOW SANDALSの創業の頃の看板。もちろん最初のロゴ。角張っているこのロゴには歴史がある。現在のロゴをもう少し丸みがある。現在はこのサンクレメンテのファクトリーでは、ごく少量のサンダルしか作っていない。主要な生産基地はChina:中国である。理由はオーダーに対してファクトリーのキャパが狭すぎるということ。
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創業当時の角張ったロゴの刻印がレザーにされていたらカリフォルニア製である。多くは丸みがかった現在のロゴが刻印されている。急に不足した在庫のみをサンクレメンテのファクトリーで作っているのだ。

ファクトリーからクルマで約15分。山の中腹付近にRAINBOW SANDALSのオフィスと倉庫がある。広い敷地には何台も駐車出来るスペースがあり、どでかいオフィスと倉庫を有する建物がある。エントランス部分にはRAINBOW SANDALSの象徴であるトレードマークのでかいサインが鎮座している。
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そして正面に目を向けると、サーフィン博物館か思うような部屋がある。そこにはコレクターズアイテムのサーフボードがズラリと並ぶ。
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二階のミーティングルームに向かう途中、スタッフがリラックスできるようにとビリヤード台も置かれている。
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奥に進むと一階の倉庫が一望出来る部屋が。だだっ広いスペースに、ぎっしりとサンダルが入ったボックスが積まれている。マネージャーのサブリナが言うには、毎日約20,000足のサンダルが世界各地にシッピングされているとのこと。
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できれば「Made in USA」を堅持してもらいたかったというのが、ぼくの正直なところだ。しかし急成長した会社の規模を目の当たりにしたら、あのファクトリーではとうていこなしきれないと思った。でもサンクレメンテのファクトリーはまだ存続し、そこでもサンダルは作られているのだ。多くの中国製の中から「Made in USA」を探すのも楽しみのひとつではないだろうか。

I JUST SURF CAUSE IT'S GOOD TO GO OUT
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Heads co.,ltd CEO / Hiro Sato

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