California Trip
EARLY SUMMER
2017
DAY 2

  • DAY 2
  • 16th, June 2017
  • [ FRI ]

今日はPipe’sでMikeとNaoくんと3人でサーフィン。その前にいつものようにCardiff by the seaのスターバックスでLinda Bensonさんと待合わせ。

あった、あった!大きなヴァンが。運転席から小柄な女性が降りてきて、小走りに僕の方へ。そして熱い抱擁Hug。

元気だった?ちゃんと食べてる?仕事は?矢継ぎ早な質問ぜめ(笑)そしてNanaさんともHug。フライトはどうだった?時差ぼけはない?仲良くやってる?もうすっかり仲良しになってくれて、ぼくもうれしい。さあ、Pipe’sのパーキングへ。

すでにMikeとNaoくんはウェットスーツに着替え中。Lindaさん、Prueさん、Nanaさんは海岸線をSwaim’sまで散策するという。けっこう距離があるけど大丈夫かな。

Prue Jeffriesはオーストラリア人だが、現在はカリフォルニアに住んでいる。Donald TakayamaさんつながりでLindaさんとは旧知の仲。そしてPrueは女性サーファーでは珍しいFishボードの達人である。よく雑誌やネットでもフューチャーされている。おだやかな性格がスムースなマニューバーにも表れている。

さあ、僕はTRの進水式。きっちりとワックスを塗り込み、階段を降りてビーチに向かう。波のサイズは腰腹セット胸。まずまずのコンディションだ。

飛行機での長時間のフライトとクルマでのロングドライブで固まった身体をじっくりとストレッチでほぐす。筋肉や関節をていねいに緊張から解放する。自然と背伸びをしたくなる。さあ、海に入ろう。

腹ばいになってパドリング開始。浮力は問題なし。パドリングもスムース。まずはミドルセクションの波をキック気味のテイクオフでつかまえる。波の斜面を確かめるように、ただ走ってみる。いい感じじゃん!

MikeやNoaくんを見てみる。短めのFishやQuadをうまく操る。トシの割には短い板で上手に遊んでるなあという印象。波待ちのポジショニングもうまいし、参考になる。

「テイクオフ早いじゃん」とMikeが声をかけてくれる。「乗ってみる?」MikeのTRを試乗しもらう。

いきなりライトブレイクの波をインサイドまでカッ飛んで行った。「やっぱ、テイクオフ早いね。オレだと浮力ありすぎ。Logの延長っぽい。」的確な表現。確かに僕でも浮力があるかなという感じなのでMikeだとそれ以上に感じるのだろう。

このボード、ノーズエリアはコンベックスボトムで、テールエリアはVee(ダブルコンケーブ?)プラステールエッジが施されており、ターンがしやすく、ノーズがひっかからない。

NaoくんのFishも調子良さそうだな。やはりポジション取りがいい。参考になる。

ふだんLogに乗っているサーファーがたまにミッドレングスに乗ると、いつも癖でアウトに出すぎて波待ちしてしまう。サーフボードごとの特性を理解していないと、いくら良い板でもパドリングで疲れてしまって、肝心のテイクオフまでたどり着けない。とにかく省エネ。それにはポジショニングです。

なかなか良い波で約2時間楽しくサーフィンすることができた。パーキング可能な時間を考えてみんなより早めに上がる。

シャワーを浴びて着替えていると女性軍がちょうどSwami’s方向から帰ってきた。スワミー教の寺院やその敷地内も散策したようでNanaさん感激。

その時Lindaさんが僕の方に近づいてきて話をし始めた。「Hiro、Rail Grabberのこれからのことなんだけど、今ある部品がなくなったら生産をやめようと思うの。」青天の霹靂。

理由はアメリカで部材を作ると割高で、いままで無理してプライスを抑えてきたけど、これではビジネスにならないとのこと。そしてまた部品を生産すれば大量の在庫を抱えることになる。年齢のことを考えたら、いまある部品の在庫を使い切ったらRail Grabberの生産はやめたいとのこと。

Lindaさんが一つずつ心を込めて手作りで作ってきたRail Grabber。中国生産はしたくないというのはLindaさんらしい。ちょっとショックだったけど、これも時代の流れ。Lindaさんとの関係はこれからも一生続くわけだし。

「最後のオーダーとして10boxだけオーダーさせてもらってもいい?」「もちろんよ。わかってくれてありがとう。」そしてハグ。ということでRail Grabberは、この10Box=60個が無くなり次第日本での販売は終了します。

今日のスケジュールも押している。Lindaさん、Prueとはここでさよなら。これからSan ClementeのHeavyweight CollectionsへGo。

クルマで約30分北上する。オフィス兼ショップの前にクルマをパーク。オフィスにはすでにJayが待機していた。

失礼ながら本当にここまで売れるとは思わなかったTシャツ。ヘビーででかくて、リブがしっかりしすぎて。しかしBEAMSさんの力をお借りして、しっかりと日本のエンドユーザーのハートを鷲掴みした。

そしてこの勢いはまだまだ続き、今年の秋から来年の春夏、秋冬までの白熱したミーティングは続く。魅力ある提案が目白押しでこれからの展開が楽しみである。

ミーティング終了後はパワーランチを取りながら公私の話題をとりとめもなく話す。仕事だけど本当に楽しい時間。ありがとう、Jay。

本日のお仕事終了。Carlsbadにあるアウトレットでぶらぶら。気がそそられるものはなく、近くにあるショッピングセンターに移動する。

J.CrewやUrban Outfitters、lululemonなどのショップが入っている。個人的なウエアを何点かゲット。そしてカリフォルニアのセレクトショップの品揃えをチェック。ついでにワークアウト用のウエアも。

最近は機能性素材をカジュアルウエアに落とし込んだブランドも多く、日本でもタウンウエアとしてNikeなどのスポーツウエアを着るオシャレな方が多くなった。

さあ、そろそろ陽も傾きかけてきた。モテルに帰ろう。モテルの向かいに素敵なオーガニックを謳う素敵なスーパーマーケットができた。そこで夕食の買い出し。楽しい。

明日はどんな日になるのかな?

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