Heads
California Surf Trip
2013 Winter

  • DEC
    5
  • Day 1

Eikoさんのいないカリフォルニアなんて考えられなかった。

目標を失ったぼくは地に足がつかず、あわただしい日常を送る。夢と現実。この現実は夢か。いままで確かにEikoさんはここに、いた。躍動する肉体がここに、あった。頭をよぎる記憶によって、いきなりどん底に叩き落とされる毎日。いろいろな理由をつけて自分を奮い立たせるが、ひとつの回想によってその矢はもろくも音を立てて折られてしまう。まわりの仲間が、友達が、背中を押してくれる。たくさんの理由をくれる。今まで通り。今まで通り。今まで通りがこの自分を変えてくれると信じた。そしてぼくをカリフォルニアに旅立たせた。そしてぼくを案じて、同行をかってでてくれたRyoちゃん。本当はひとりで行こうと思っていた。ひとりで行きたかった。でもみんながぼくを心配してくれる。甘えさえてもらって、背中を押してもらうことにした。ありがとう。

仕事のキャパが越え、ほとんどが中途半端な毎日。しかし時間をかけて、自分のペースを見つけようと思った。そんななかでも2014年のサンプルの指示まではようやく終わり、出発当日までにはなんとか目鼻がついた。いつもはEikoさんとダブルチェックで準備をしていたが、ひとりでやるとなると、忘れ物がないか気になって、気になって。そうしているうちにRyoちゃんが迎えに来てくれた。さあ出発だ。すべてふたりで行っていたようにカリフォルニアに出発だ。時々、忌まわしい回想が現われ、ため息をはきたくなる。しかしRyoちゃんが運転をしてくれて、話し相手になってくれて、現実に引き戻してくれる。強くなれ。もっと強くなれ。Be Strong。カリフォルニアのKAZさんがくれた言葉。弱いおれなんかEikoさんもきっと好きじゃないんだ。

16時すぎにNRTに到着。クルマを民間駐車場に預け、シンガポール航空のカウンターでチェックインを済ます。ロサンゼルス行きは、世界最大の2階建エアバスA380。こんなデカイ塊が空を飛ぶなんて。しかしエコノミーはエコノミー。どの飛行機もあまり変わらない。そして今回は運良く?修学旅行の高校生に占領されている。修学旅行でカリフォルニアかあ。親達もたいへんだな。

映画を3本。睡眠少々。午前11時すぎにはLAXに到着するとのアナウンスが流れる。パンパンになった足にVANSのAUTHENTICが入らない。いつになったら工事が終わるのかと思うくらい、ロサンゼルス空港内の工事に慣れてしまっていたが、今回はちがう。イミグレーションもきれいになり、バッゲージクレームもきれい。スムーズに荷物を受け取り、Welcome to Los Angeles。いつものように予約を入れてあるAlamoレンタカーのシャトルバスに乗り込み、オフィスでチェックイン。Logが中積みできるMini Vanを選ぶ。

まずはMAXWAYまで突っ走る。Mikeの経営するMAXWAYはロジスティックス・カンパニー。大きな倉庫を構えて、何台ものトラックを駆使して、大事な物流を手がける。そんな大きな倉庫にぼくとEikoさんのサーフボードを置かせてもらっている。今回はMikeのパーソナルボードをRyoちゃんが借りる。ぼくはいつものDave Sweet9’8”。さあ、渋滞になる前に南へ向おう。早々にMAXWAYをあとにしたぼく達は405サンディエゴ・フリーウェイに乗り込む。今日はエンシニータスのDanの家に泊まらせてもらう。冬のカリフォルニアは日本と同じで昼間が短い。夕方5時近くになると、肌寒くなり暗くなってくる。Danの家に行く前にソラナビーチのサーフショップ:ミッチーズへ。Ryoちゃんがインターネットで目星をつけているボードをゲットするためだ。ミッチーズに到着した頃には、辺りには暗闇がせまり、キリッとした空気に包まれていた。そっこう店内に向い、お目当てのボードに一直線。「これ買います!」閉店する間際の売上に店員もニコニコだ。ミッドレングスのクゥアッド。さあ先を急ごう。

Danの家はここから15分くらいで到着。エンシニータスは新しさと古さがうまく調和した街。海から少し陸に行けば70’sにタイムスリップしたような街並に変わる。Danの家は整備された新興住宅街。キレイな一軒家だ。今年結婚して、息子も生まれた。仕事であるサーフィングスクールも順調のようだ。イケイケな性格のDanだからEikoさんはいつも心配していた。トライ&エラーを繰り返し、会社は成長してゆく。Eikoさん、Danはうまくやってるよ。

ウェルカムディナーはDan、奥さんのAbi、そして息子のBruceそしてぼく達で、カーディフ・バイ・ザシーのサーフポイントの前のレストランに決まった。このお店は昨年12月にLindaさんとEikoさんとぼくでランチをとった思い出深い場所。EikoさんはBruceに会うのは初めてだね。手のかからないかわいい男の子。Eikoさん、あなたの孫です。楽しい会話とおいしい食事。ごちそうさま、Dan。DanはEikoさんが息子のようにかわいがっていた。当然食事もなにもEikoさんは無償の愛でDanに接していた。Danは事業が軌道にのり、家族も持った。やんちゃなDanがここまで成長した。Danは義理堅い男。今までの恩をぼく達に自分らしく返してくれてる。そんなときぼくは、ありがたくごちそうしてもらう。Danにとっては誇らしい瞬間だと思うから。きっとEikoもうれしいと思うよ。

ディナーも終わり、家に戻る。広いリビングがあり、2階にはゲストルームがある。バスルームもゲスト専用。アメリカンドリームな家だね。トシの近いRyoちゃんがどんな刺激をもらうのかな。明日はLindaさんと会える!

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