Day3:June 10th (Thu)

今日はMikeと7時半にSan Onofreで待ち合わせ。早朝はあいにくの曇り空。でもこれが最初から晴れていると、オンショアになる時間も早まるということ。自分には都合のいいように考えよう。

5を北上。Del Mar付近から805と合体していきなり車線が多くなる。運転には注意が必要。XMラジオは、もちろん70'sをチョイス。ごきげんな音楽ばかり流れてくる。XMとは衛星放送のラジオ局。アメリカでは急速にシェアを広げているらしい。音質はよく、電波も安定しているので、San DiegoからSanta Barbraまでラジオ局が変わることなく楽しめる。

San'Oの料金所で金$15也を支払い、ポイントへ向かう。Mikeはすでに到着しており、長半に着替えている。長半とはMike語でロンスプのこと。半長は日本語用語でシーガル。まだまだたくさんあるMike語を理解できなければ、付き合ってはいけないのである(笑)。波は多少ボヨ着いたセット胸といったところか。遠くの小さな岬のポイントChurchesではライトが割れている。The Pointの右端に陣取り、ウェットスーツに着替え、入念にストレッチをし、パドルアウト。

Mikeは最近手に入れた9'8" BING D.N.Noserider。Mikeいわく、板の調子がわからないとぼやいていたのだが、ぼくからみるとTylerよりも調子良さそうに見えるのだが... テイクオフも早いし、加速もバッチリ。プルアウトなど急速なターンにも対応している。テールの形状を気にしていたようだが、あとはノーズライダーを楽しめばいいんじゃないかな。

この日はライトブレイクがよく、バックサイドばかり乗っていたような気がする。波のトップのほうを走るとボトムまでの高さを感じ、サーフィンをやっている気がする。これって水の量の違いかな?今日はMikeがチャンピオン。着替えをして長年履き古したMikeのRainbow Sandalをビーチで撮影。それからSan ClementeにあるPipes Cafeで朝食をとる。やっぱり朝からあの量は喰えない。

食後は近くを散策。Hobieが提案しているEcoをテーマとしたサーフショップGreen Roomに行ってみる。かなりEcoを意識した商品構成で、大手ブランドのEcoモノも揃えている。もしかしたら別注したのかも???このコンセプトがどこまでサーファーに浸透するかはわからないが、アプローチの仕方は出るべくして出たというところか。プロショップのキリキリしたところがなくて、雰囲気が柔らかい感じで入店しやすいことは確か。ここでMikeとはさよなら。平日なのに仕事をキャンセルしてぼくらに付き合ってくれた。ありがとう、Mike !

ぼくらはここから5を南下。Carlsbadのアウトレットでちょいと商品を買い込む。ぼくはラッキーなことにVans Chukka Bootsを発見。しかもVaultシリーズでRay Barbeeのスケートライフ20周年を記念したReissueものだ。アメリカ企画モノで日本未発売。しかもぼくのサイズドンピシャ。そしてセール!ありがとうございます。ウキウキ気分でもっとGo South。Encinitas手前のBeaconをチェック。以前このポイントの山側にステイしたことが思い出される。サーファーも少なくいい波じゃん。ぼくの近くを自転車で来たサーファーが、波を見るなり小走りで坂を下ってゆく。彼が手にしていたシングルフィンの短めのサーフボードは、この波にマッチしていると思った。

Beaconから101にもどると、もとLongboard Grottoのお店の前に出た。いまは腕のいいグラッシングファクトリーで知られるMoonlight Glassingがお店を引き継いだ。その名は「Surfy Surfy」。インターネットでしか見ることのなかったMirandonのTwin Pinなども見ることができた。もっとも乗りたいとは思わないのだが。あと、さすがグラッシングファクトリーだけあってFinのアートワークが素晴らしかった。またどんどん南下。オンショアを受けたSwami'sを足早にチェックし、Cardiff by the seaのPatagoniaをチェック。Wax RemoverのPickleを2つ購入。それと観たかったDVDのDear & Yonderもゲット。Prueも出てるんだ。Presentよりもいいかも。その向かいのAndy Davisのお店もチェックしようと思ったが、すでにクローズしていた。

そこから一気に5を使って南下。La Jolla Villege Dr.で下りる。モテル付近にSoledad parkといって、大きな十字架がある朝鮮戦争の慰霊碑があるようだ。何年も通っているのに山側はほとんど行かないので知らなかった。どんより雲がたれ込めた天気だったので、景色はイマイチだったが、北はScripps Pier、南はPacific Beachまで見下ろせる。今度は天気のよい昼間や夕方に来てみたいものだ。山を下って、まさにふもとにぼくらの泊まっているモテルがある。今夜はDanとDinnerの約束。いったん部屋に戻り、時間があるのでPacific Beachの街をうろつく。

この街は本当に様変わりした。10年ちょっとの通いで偉そうなことは言えないが、その年月でさえこの変わり様だ。ぼくがSkip Fryeに興味を持ったのはいつからだったのか。名前は知っていたが、この街に来てからだと思う。フェヴァリットポイントを偶然見つけ、そしてサーフした。日本にはない波質でロングボード向き。そしてロングボードにどんどん興味を持つようになった。NALU誌で読んだSkip FryeのGlideの楽しさは、このポイントで実感できた。だってSkip Fryeは、このフェヴァリットポイントのロコだもの。

フェヴァリットポイントを好きになって、Skipにより興味を持ち、リスペクトも強くなった。今でも後悔しているのはHarry'sでSkipにサーフボードをオーダーしなかったこと。店内で迷ったのだけれど、6ヶ月後にカリフォルニアに来ることができるかわからなかったから。その時、Skipと奥さんはツルシの板がどこかのサーフショップにあるか探してくれた。でも見つからなかった。ぼくらが半年ごとにカリフォルニアに行くようになったのは、それが起因しているのかもしれない。

そしてある日、この街の古いサーフショップで中古のSkip Fryeの削るサーフボードを買って、そしてここの波に乗った。素晴らしい感覚は涙が出るほどうれしかった。でも日本に持って帰っても、とうとうこのサーフボードを日本の海に浮かべることなく封印した。きっとこれからも日本で使うことはないだろう。このサーフボードの乗り心地は、カリフォルニアの海での感触だけで閉じ込めておきたいから。いまではどういうわけかSkipのサーフボードは高値で取引されている。買われた方は是非Pacific Beachで、そのサーフボードで、サーフィンして欲しい。きっとそのSkipの心に触れることができるだろう。

Harry'sのあったエリアは再開発され、今ではモダンなレストランとなり、その向かいには店内を持て余すほどの巨大なUbarn Outfittersができてしまった。ぼくがSkipのサーフボードを買った古いサーフショップは廃業し、日本人アーティストの作品を並べるサーフショップを日本人女性が店番をしている。これも時代の流れなのだろう。

否定も肯定もできない。ただぼくらはカリフォルニアに触れたい。日本のアートや日本人を見聞きするためにCaliforniaに来るわけではない。本当にこれが潮時なのだろうかと悲しい思いで、この街をさまよう。

モテルに戻ると、すでにDanのどでかいピックアップカーがあった。車内からDanが出てきた。と同時にプードルがDanの後を追う。犬を飼ったんだね。しつけが行き届き、かわいい。名前はDragon。ドラゴンボールからとったそうな。よくわからん。Dragonはぼくらの部屋で待っててもらう。モテルの隣のメキシカンレストランに3人で歩いてゆく。いつも店内は活気に満ちており、食べる前からウキウキする。ピッチャーでビールを頼み、シーフード料理やスパイシーなサラダなどをオーダー。お互いの近況を話し合う。

Danのビジネスマネージメントは、ぼくと違いガンガン攻めるタイプ。相変わらずサーフィングスクールは順調のよう。これからのヴィジョンを聞いて、コイツ大丈夫かなと思うのだが、不安な点を指摘すると、明快に答えられるのが彼のスゴいところ。きっと大丈夫だろう。今回はお互いにタイミングが合わずDinnerだけだったが、今度はまたサーフィンしようね、Dan!ごちそうさま。

さあ、明日はLa Jollaを後にする日だ。時間が経つのは早い。

Snap Shots

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