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GLASSY MENPITA CALIFORNIA SURF TRIP

CALIFORNIA TRIP DAY 6 : June 12 (Fri)

いつものように6時に起床。San Diegoも今日で最後、というか今日がチェックアウト。見慣れたどんよりした空を見上げて、windanseaに向かう。相変わらず頭サイズのいい波がブレイクしてる。モテルに戻ると、昨日パッキングした荷物がすでにEikoさんによって並べられていた。シャワーを浴び、フロントで朝食のマフィンとコーヒー、それにオレンジジュースを持ってくる。やっぱり、最後の日はふたりとも無口になるなあ。

チェックアウトした後は、MikeとSan'Oでサーフィン。この日のために休みを取ってくれた。8時半にSan'Oで待ち合わせなので、7時15分頃モテルをあとにする。フリーウェイも順調で、ほぼ思った時刻にSan'Oのゲイトを通過。いつものパークスペースにはすでにMikeがいた。

「正面のレフトが良さそうなので、Churchesまで行くことないでしょ。」OK!そうしよう。Mikeはことが決まると、なんでも手早い。ぼく達が海に行く頃にはすでに、何本か波に乗っていた。今回はMikeのC-Bucketに乗るのが楽しみ。7'5"のレトロシングルフィン。波は腹胸〜肩。ちょっと早めのブレイクだが、パワーがあり、C-Bucketには最適。ぼくは9'8"で何本か波に乗り、波の感触を確かめたところで、MikeのC-Bucketとチェンジ。「すげー、船じゃん。このDave Sweet !」開口一番、Mikeが叫ぶ。そりゃそうでしょ、7'5"と較べればね。C-Bucketの上に腹這いになる。思ったより浮力があり、パドルしてみるとバランスもいい。板が短くなると、テイクオフのポイントがシビアになる。そのためテイクオフに要する時間が短くなり、一瞬で立ち上がり、スタンスの位置を瞬時に決めなければならない。一方のロングボードはテイクオフポイントが充分余裕が持てるアウト。ブレイクする前からテイクオフの準備ができるし、たとえ後ろ足体重になってテイクオフに失敗したって、板の浮力がカバーしてくれる。ショートとロングに乗ってみて、ここが一番の違いだとぼくは感じる。

C-Bucketにチェンジしてから、2本ほど波においていかれる。ぼくのパドル力だと、まだまだテイクオフポイントが沖すぎるということ。波待ちの位置を少しずつインサイドにずらす。こういうとき、リーフポイントはありがたい。ほぼ規則正しく波がやってくるので、微調整がしやすい。レフトのセットが来た。今度はミスせずテイクオフしたい。数回のパドリングのあと、いきなり板のテールが持ち上がり、スーッと斜面を滑る前にテイクオフの動作がスムーズにできた。ここでビビって後ろ足体重になったら、テールから波にめくられる。Go for itとはいかに前足で立てるかだ。テイクオフがうまくいったぼくは、ちょっとした重心移動で板の左側のレールを波のフェイスに食い込ませる。波のパワーを利用できるセッティングができた。あとは前足、後ろ足、ひざ、足首、上半身などなど、今までの経験で染み付いたぼくオリジナルの方法で板を加速させる。この加速のさせ方ってサーファー1人1人違うと思う。基本は近いものがあるかもしれないけど、自分だけのやり方ってあるでしょ。これが、ツボに入る波に乗るともうやめられない。

波が良いのはもちろんだが、とにかくぐんぐんスピードに乗ったC-Bucketはスムーズに機能してくれて、アップスーンダウンが気持ちいい。そして波がクローズするインサイドではちょっと深く傾けた板は、力を抜いたとたん、トップに向かって走り出す。そして波のパワーを板のボトムに受けて板が返り、ノーズがビーチのほうに向いた。1本の波をメイクした瞬間。うわ〜、気持ちいい。こんな感覚何年ぶりだろうか。と同時にまだ自分でも7'5"のサーフボードで遊べるんだと思ったら、うれしくなった。ショートボーダーからみれば、7'5"とはセミガンほどの長さかもしれない。しかしふだん10'0"近いLogを乗っているサーファーにしてみれば、とても短いサーフボードだ。短いほうからみるか、長いほうからみるかでは大違いなのである。

それから数本の波に乗り、このC-Bucketが自分なりにいい板だなあと感じた。ボトムがどうの、フィンがどうの、レールはこうだとは説明できない。そんな理論武装するよりも、ぼくらアヴェレージサーファーは、純粋に波に乗ることができて、いつもコイツに乗れば楽しいサーフィンができるんだというサーフボードを見つけることが最高のサーフィングライフを見つける近道だと思う。難しい板やトレンドの板を乗るのもいいけれど、サーフィングとは波に乗る行為。特にウィークエンドサーファーには、早く「自分だけの一本」を探してもらいたい。そして時間に余裕がある時に、ハヤリの板を「借りて」楽しむ。ウンチクを並べるより、海に行って、自分のお気に入りの板でサーフィンする。海に行くときは、あまり多くのサーフボードを持っていくことはおすすめしない。なぜなら、まず海に入る時に迷いが生ずる。迷ったあげくチョイスした板で海に入るも、うまくテイクオフできなかったらどうだろう。「ああ、やっぱりあっちの板のほうがよかったんだ。」と後悔し、サーフィンに集中できなくなり、海で板の換え時ばかり考える。これはかなり負の連鎖になる。多くても2本、しかも2ラウンド以上できる時。それ以外はゼッタイに「自分だけの一本」で勝負だ。その一本はショートボードでも、ファンボードでもロングボードでもアライアでもなんでもいい。その一本をしかないんだと思えば、海の中では波だけに専念できる(たまに隣のサーファーにも注意を払わなければならない場合もあり)。Californiaでサーフィンして、この事は特に痛感する。California Surferは、板で楽しむのではなく、サーフィンという行為を楽しんでいると感じる。前記したが、「それは個人の勝手」と言われればそれまでだが、少なくともぼくはそう感じる。

Mikeから7'5" C-Bucketを借りて、ここSan'Oでは満足なサーフィンができた。海から上がったぼく達のヨコにCalifornia Boyがいた。ぼくはあらかじめ2009年秋冬のBO SPORTのロングスリーブTを日本から持ってきていた。そうCaliforniaでガイジンに着てもらい、写真を撮りたかったんだ。さっそくMikeにトランスレイトしてもらい、撮影開始。終了後、気に入ったTシャツがあれば、プレゼントするよといったら、喜んで受け取ってくれた。「Cool ! Thank you.」と言って。

さあ、お昼近くなった。お腹もすいてきたので、Mikeが知っているメキシカンフード屋に行くことにした。その店はSan Clementeにあった。ここはLa Jollaにあるメキシカンフード屋とまた違う美味しさ。結構辛さもあり、Pepsiもメキシコ製。ガイドブックにも当然出ることのない、こういうお店に連れてきてもらって、ぼくらは幸せである。そしてまた新しい引き出しが生まれる。ここでMikeとはいったんお別れ。ぼくたちはTorranceのモテルでチェックインをしなければならない。それから夕食はMikeオススメのイタリアンレストランで再会というわけ。MikeとSan Clementeで別れてから、近くのサーフショップに立ち寄る。そう初日にKintaroさんのLogを買ったお店。店内に入ると、見慣れたTeeを着たCalifornianが。ワオ、さっきBO SPORTのモデルになってくれた彼はこの店で働いていたのだ。「どうだい、いいプリントだろ!BO SPORTっていうんだ。」とおどけてみせる。偶然とは恐ろしいもの。彼とは再会を約束して店を出る。

Torranceに北上する途中、お決まりのLaguna Beachに立ち寄り、夕方4時半にはチェックインをすますことができた。Mikeとの待ち合わせの時間は7時なので、早々にHuntington Beachに向けて出発だ。店に着くと、すでに待ち客が並んでる。リザヴェーションがある旨をスタッフに告げる。店内は満席。当然予約があっても待たされる。うまい店とはこんなものだ。待つこと約30分。Mikeの名前が呼ばれた。「3人そろってますか?」「あとひとりもうすぐ来ます。」「まだそろっていないなら、後回しになりますよ。」と会話をしているところへMikeが到着した。ギリギリセーフ。このお店は1987年にシシリー出身の兄弟が始めたという、この辺ではめずらしいオーセンティックなイタリアンレストラン。気取りがなく、オリーブオイルとニンニクの香り、それにチーズの匂いが店内に充満して食い気をそそる。しかも自分好みのワインを持ち込みできる。ビーフ、シーフード、リゾット... どれもメチャクチャうまい。カリフォルニアでというより、今まで食べたイタリアンで一番うまいと思った。大味でない繊細な味。かといって気取りがない。プライスも高くはない。店内のざわつき感や雰囲気も庶民的で安心できる。Delizioso ! Mike、ありがとう!! さあ明日は?

GLASSY MENPITA CALIFORNIA TRIP JUNE 2009

GLASSY MENPITA CALIFORNIA SURF TRIP JUNE 2009
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