Day7 Dec.10(Thu)

なんという皮肉だろう。
チェックアウトの日に限って朝からドピーカンだなんて。

部屋から外に出て、波をチェックする。
左手に見えるクリスタルピアの先端から一直線になって波がクローズアウトする。
頭半くらいのダンパである。

とりあえずここよりはフェヴァリットポイントの方がワンサイズ小さくなる。
チェックアウトする前にひと風呂いやひとサーフィン。

Eikoさんを起こし、ポイントへ向かう。
フェヴァリットポイントに到着。
セット間があるので、アウトには出られると思うが、頭オーバーの波が割れている。
ぼくは大丈夫だが、Eikoさんが不安そうな顔をしているので、ポイントを移動することにする。
ふたりで同じポイントを共有することが大事。
La Jolla Shoresに到着。
腰腹セット胸。OK!

Eikoさんにも笑顔が戻った。
「私のせいにしてるけど、自分がビビってたんじゃないの?」だって。
そうかもね。
朝日がまぶしいほどの快晴で、カリフォルニア気分満載である。
サーファーは少ない。
でもなんかビギナーっぽいSUPPERが多い。
けっこう満タン張ってくるからこわいんです。
ふたりで満足して海からあがる。
トイレの脇でシャワーを浴び、サーフボードも洗う。
でもボクはちょっとフェヴァリットポイントが気になる。
「あのさあ、フェヴァリットポイントが出来るようだったら、ひとりでやっていい?」
「いいよ、わたしはここで満足できたら。
サンディエゴは今日でチェックアウトだから、悔いのないようにやってください。」
ということで、ウェットスーツのままで移動。
フェヴァリットポイント着くと、すかさず波をチェック。
朝よりセット間が長くなったものの頭サイズのメローな波。

風は無風。しかしじきにサーマルウィンドが吹き込むことだろう。
しかも驚くほど少ないサーファー。
まよわずGoだ!
パドルアウトするも、やはりインサイドには大量のケルプが溜まっている。

すぐに足首からリーシュコードをはずし、くわえながらパドルを繰り返す。
思いのほかスムーズにアウトに出られた。
セット間を見計らってリーシュコードを足首に付ける。
セットが来た。
トローッとした柔らかい頭くらいのセット。
波の速度にパドルを合わせある時点でテールを波が押してくれた。
あわてること無く、レフトのショルダーに狙いをつける。
太陽の光をにぶく反射させながら、ショルダーが張ってゆく。
やだなー、こんな波。うれしくなっちゃうよ。
とろくても引き波も手伝ってパワーがある波。
このポイントにたつ波のもつ独特なクセ。
ちょっとノーズの方に歩いてみるハイラインを滑走するDave Sweetのテールを
ガチッと波がロックしている。
振り向かなくともわかるうれしさ。
おーっと、行き過ぎたらもったいない。
カットバックなんてかっこいいもんはできなけど、ちょっと後ろ足に体重を乗せてみて、
方向転換。
そして先に身体をブレイク方向に向き直す。
すると時間差でノーズが方向転換して身体と同じ方向を指す。
Skipさんの得意技、ドリフトターンなんか真似てみる。
サーフボードが長くなればなるほど、気持ちのいいターンだ。
おっとっと、Eikoさんに怒られる。
1時間ほどで夢のようなサーフィンから目が覚める。
海から上がってくると、Eikoさんが写真を撮ってくれていた。
ありがとうございます。

その後、ウェットスーツ姿のままクルマに乗り込み、モテルへ戻る。
部屋で急いでシャワーを浴び、着替えをする。
Eikoさんはその間、昨夜のうちに荷造りしたバッグをクルマに入れておいてくれた。
さあ、チェックアウトをしてサンディエゴとはおさらばだ。
Free Way5を北上する。
途中やっぱり面白いペイントのトラック発見。

まず途中下車はEncinitas。
Swami'sをチェックしてみる。
頭オーバーから頭半。Glassy Menpita。

こうなるとエキスパートオンリー。
決して乗れない波ではないのだろうが、こういうのダメ。
背中を押して一緒に入ってくれる人がいれば行けるかも。
情けなくってスミマセン...
それからCoast Highwayを北上する。
と、ちょっとセンスの良さそうなお店を発見。

シンプルなお店の作りで、聞いてみるとSkate clothingがメインだという。
シューズはNikeやVans、AdidasのSkateラインに絞り込み、ラインナップしている。
オリジナルウエアもあるが、Stussy、Red kap(Vansとのダブルネーム)など、
けっこ的を絞った商品構成に共鳴。
いい店でした。
それからNew Port Beachへ。
雑誌で見た「ALMOND」へ。

ここもいい雰囲気のショップだなあ。
若者達が昔のサーフショップを知っているとは思えないけど、
自然と出来ちゃうところが、やっぱりCalifornian。
商品構成は未成熟のところがあるけれど、自分達のやりたいことを具現化するって
大変なこと。
素晴らしいモチベーション。
敬意を表してTシャツ買ってきました。
さあ腹減った〜
いつものオレンジ色のクラムチャウダー!
2時近くになっていたので、並ばずに入れた。
EIKOさんは豪勢にロブスター+クラムチャウダー。

後半は運転してもらうから、ではありません(笑)
ぼくはシーフードコンボ+クラムチャウダー+Beer!

あああ、飲んじゃった。
少し遅いLunchのあと、パーキングの時間が余っていたので、Blackie'sを見学。

波はなく、サーファーもゼロ。
Swami'sがあんなに良かったのに。
当たり前だけど、海岸線が向いている方向が違うとこうも違うものなんですね。
予定は押せ押せになってる。
お次ぎは今もハンドメイドでサンダルを作っている工場へ。
ここは6月に行った時にはとうとうわからずじまいだったところ。
リヴェンジです。
地図を見て、6月に行ったところをまた再調査。
ない。
もっと東に行ってみる。
ない。
それではというので、セブンイレヴンでガムを買うついでに聞いてみる。
店員はあっけらかんと「I don't know !」。
しょうがないので、ここにクルマを停めて歩きで探す。
なにやら70'sっぽいBusが待っている。
Eatonもそうだったけど、店(工場)の近くにはそれなりのクルマが停まっている。
これって結構当たってる。
「絶対この近くだよ。」
「ほんと〜」
するとありました。
探し当てました。
工場に入ると、Eaglesの曲が流れてきた。

いきなり70年代に引きづり込まれた。
経営するのは中年オヤジふたり。兄弟だそうです。
「よく見つけてきたね。」
「全然わからなかった... というかサイトの地図と全然違うじゃん!」
「ごめんごめん。地図、変えてないんだよ。」
だって、勘弁してくれよ。
それから欲しいものがあったのだが、ソールが付いていなかった。
すると「今から付けてやるよ。」

というので、待つことにした。
作業している間、いろいろなことを話した。
夏の2ヶ月はヴァケーションでハワイに行くこと。
焼酎の瓶がいっぱいあるので、聞いてみたら、日本人の客がおみやげで持ってきてくれること。おべっか使いやがって(笑)
そして今日の波や今後の波のこと。
La Jollaの話。
そしたら「おまえ、英語をしゃべるなあ。ここに来る日本人はほとんどしゃべらないし、
サーフィンのことなんか話さないよ。」
ぼくのブロークン・イングリッシュが通じてすごくうれしかった。
と、兄貴の方と話していると、太った弟はすでにBEER片手にいい気分。
まだ4時だぜ。最高な雰囲気。
さあ、ソール貼りも完了し、またの再開を約束し工場をあとにした。
こういう所って、昔のカリフォルニアが残っているようで安心するし、うれしい。
またひとつお気に入りの場所が出来た。
Free Way405を使わず、P.C.H.を選択し、Torranceに向けて出発する。
Huntington Beachを駆け抜け、Bolsa Chicaを左手に見る。

聞くところによると、ロングボードに適した波がたつと言う。
Seal Beachだ。
KatinやBruce Jonesのお店を通り過ぎる。

クリスマスツリーの販売所にも灯がともりだした。

殺風景なLong Beach港付近の道を上ったり、下ったり。

やっぱり面白いペイントしたトラック発見。

そしてちょっと怖いLong Beachの街並には目もくれず。
モテルにもう少しというところのCrenshow交差点で渋滞にハマる。

6時過ぎにやっとTorranceのモテルに到着!
EIKOさん、お疲れ様でした。
それからWhole Foodsに行って、夕食の買い出し。

いや〜、結構充実した一日でした。
でもサンダル屋のオヤジがニヤッとして不吉なこと言ってたなあ。
「明日は雨が降るぜ。」って。
Glassy Menpita Website