DAY 7: 2008年6月9日(月)

6時起床。晴れ。トーランスの朝は、ラホヤより重い感じがする。それはサーフシティではないし、ちょっと街全体がダウンタウンまでではないが、フォギーな感じで重い。それにトーランスに滞在するということは帰国も近いということを意味してるから、気持ちも重いのか。そんなことよりサーフィン。今日はDave Sweet Surfboardsの在米パートナーRyuzo君とセッションだ。

L.A.空港のトラフィックを避けるためにも、早めに移動する。モテルの前のPCHをそのまま北上。セプルベダ、リンカーンと名前を変えてサンタモニカから海岸線に下りてまたPCHとなる。サンタモニカのRyuzo君宅まで約30分。無事Ryuzo君と合流。マリブ狙いで北上し、その前のポイントでコンディションが良かったらそこに入ろうという計画。メインストリートを横切り、海岸沿いのPCHへ。サンタモニカの海にはうねりが見える。「これだったらサンセットがいけるとちゃう?」「そうだね、サンセットの方がマリブよりストレスないかも。」とにかく急いでポイントに向かう。

海にせり出した小さい半島が見えてきた。おおっ、Glassy Menpitaの腰腹セット胸。このポイントは半島に沿ってのライトブレイクはポイントブレイクなので、波取りはあるが、潮加減やうねりの向きによっては、手前のビーチでも充分サーフィンが楽しめる。今日はその日。手前のビーチでもクローズアウトの波ではなく、切れた波が余っている。サーフ可。サーファーのレベルもそれほど高くなく、マリブよりフレンドリー。

4人はバラバラになってパドルアウト。ぼくはビーチからエントリーし、徐々にリーフのライトへ。ポイントブレイクの場合、そのポイントにへばりついているサーファーのクセやレベルを知ることから始まる。まずセカンドポイントで割れる比較的中間セクションに顔を出す。ロング3人、ショート2人。ショートの2人は奥の奥に陣取り、ビハインドピークから攻める。抜けてくる確率40%。微妙な確率。レベルは中の中。しかしこのポイントを知っているだけあって、セットが来ると一番でかいうねりにトライしてくる。こういうときはショート君のトライする波には一切手を出さないという意思表示をする。もちろん同じ波に競ってパドルなんてもってのほか。うねりが入ったら「ぼくはこの波に興味がありません」的行動、すなわち波待ちの姿勢で動かない。これでショート君達は消えた。

その他ロング3人の構成は、一人はレベル中。しかしテイクオフ早し。テイクオフする確率70%。その後のパフォーマンスはともかくこのロングがぼくよりピークにいる時は、同じ波に手を出さない方がいいという結論に達する。残りのロングは中年カップル。要注意は女性の方。乗れないのに来る波来る波にテイクオフを試み、乗れていない。成功率20%。ハタから見ても苛ついている模様。男性の方は女性のお供と言った感じで、あまりやる気が感じられない。これらを総合すると、ショート君達と前出のロングがパドルした波には手を出さず、ミドルサイズの波を頂けばこのポイントでは、サーフィンができるということ。ショート君達と前出のロングが乗っていった後、すぐにピークを目指してパドル。セットの3本目、4本目の波を頂けば、このポイントでのリズムができるということだ。

とにかく日本でもそうだが、ピークからパドルしてるサーファーがいるにもかかわらず、同じ波に競ってパドルを開始するサーファーをよく目にする。これはまずい。特にポイントブレイクでは。ピークからテイクオフを成功したサーファーの波のショルダーを崩す結果になりかねない。ハードコアなポイントならまず間違いなく、...言わずもがなである。ビーチブレイクではピークがどこかわからない場合が多々ある。そんな時はまわりのサーファーの気質を観察する。どんな波でもガツガツ乗るロングがいる時は、そばには近寄らない方が得策。いずれはトラブルを起こすから。

こういうロングは競うサーファーが近くにいればいるほど燃える。うまくないのにテイクオフだけを繰り返すロング。彼らのサーフィンの基準はテイクオフしてナンボなのである。ピークなんて関係ない、早く立ったもん勝ち。自分が前乗りされると怒るが、自分が前乗りしたらしたで悪くないと言い張る。ショートボーダーもそうだが、こんなロングがいたら彼のインサイドにいない方が身のためだ。とにかく人の意見を聞かないので、近くにいるだけ時間がもったいないのである。話が脱線。こんな感じで、このポイントではうまく波を回せた。

おっ、よく見るとヨッチャンもぼくのひとつアウトのピークにへばりついてるじゃん。さすがうまく波を回せてる。ヨッチャンのいるポイントにはひとりメチャうまのロングがいた。アウトのポイントからインサイドのビーチまでノーズライディング→カットバック→ノーズライディング→リッピングとハイパフォーマンスを見せつける。コイツはうまかった。ちなみにサーフボードはベッカーのマイクギーモデル。ポイントブレイクはライトブレイクオンリーなので、グーフィーのぼくはちょっと飽きてきた。EIKOさんのいるビーチにポジションを移す。ここで一本乗って、「しまった!」と思った。いい波なのである。だからEIKOさん、ビーチから離れなかったんだね。うねりもしっかりとしていて、レフト&ライトいい感じで割れてくれる。しかもビギナーサーファーが多いので、争うことなく波を取れる。もちろん彼らがパドルしたら、ぼくはパドルしませんよ。そしたらいつの間にかヨッチャンまでビーチに来ちゃった。めざとく見てんだよね、ヨッチャン(笑)。

約3時間大満足で海から上がる。「いい波だったね、ビーチ。ハングテンが何回もできちゃったよ。」ヨッチャンも満足。これからマリブまで北上し、ジャックインザボックスで遅めのブレックファースト。隣には歴史のあるレストラン「MALIBU INN」がある。腹サイズの波でポイントパニックになっているマリブを見ながら、腹ごしらえをした僕らは、マリブを左に見てもう少し北上。ショッピングモールを目指した。このモールはラルフローレンをはじめとする高級なお店が建ち並ぶ。ぼくも初めて来るモールで、ここまでRyuzo君にフォローしてもらった。そして仕事があるRyuzo君とはここでお別れ。いつもありがとう、Ryuzo君。

RRLのショップに入る。ここは数少ないRRLのオンリーワンショップである。しかし店内に並ぶ商品のプライスがハンパじゃない!買えるものがありません(泣)。商品的には素晴らしいの一語に尽きる。さすがカネかけてモノを作っているだけある。それはすでに確立されたブランドの余裕すら感じさせる。以前聞いた話だが、ハリウッドあたりの底なしセレブ達はいくらカネはあっても、高価なヴィンテージ(古着)には手を出さないそうだ。要はしょせん古着。誰が着たものか分からないものに袖を通すわけにはいかないというプライドがあるそうな。それを逆手に立ったのがラルフさん。それではカネかけてヴィンテージに近い新品を作りましょうと、RRLが登場というわけ。うらやましい余裕。それからぼくらはL.A.ショップ巡りとあいなるわけである。サンタモニカブルバードを一路東へ。4人の意見でビバリーセンターへ。ぼくはビバリーセンターには久しぶりに行く。以前買付け等をしていた頃は、この辺のモールをしらみつぶしに回ったものだが、もう10年近くそんなトリップはしていない。久しぶりのビバリーセンターは、ほとんど変わっていなかった。ペットショップのパピーは相変わらずかわいいし、フードモールにはやはりパンダエクスプレスが健在だった。

夫婦2組は、フードモールに決めた時刻に集合ということで、別々にモールを探索。意外にもアメリカンイーグル、ベンシャーマンなどでいろいろなウエアを見て勉強になる事が多かった。久しぶりのビバリーセンターでのランチを終えて、今度はメルローズ観光。まずはマークジェイコブス。以前より魅力的な商品はなかったものの、カラーリングやデザインが目を引く。有名ブランドに共通していえることはデザインで勝負しているところ。プリント技術や加工にはさほど目を見張るものがない。でもデザインはヤバイです。そしてメルローズをもっと東へ。途中、靴屋に立ち寄り、ミカチャンがニューバランスを購入。ぼくはサイズがなく購入断念、残念。Go East !

左手に場違いなサーフショップ。しかもメガショップ。ああ〜、ここが噂のアルメリックのお店か。行くっきゃないでしょ。ボードの在庫本数がハンパじゃない!ただウエア関係はお粗末でした。右がアルメリック、左がスノーのバートン。そう最近バートンがアルメリックを吸収合併したんですよね。会社の見栄か、それとも勝算があるのか?ショップの規模と立地場所に疑問が残ったというのがぼくの感想。さあ、そろそろモテルに近づこうか。メルローズからラブレアを右折。南にクルマを走らせる。途中デルアモショッピングモールとスーパーのターゲットに立ち寄り、ショッピング。今日は、明日ハワイに旅立つヨッチャン夫婦は最後のL.A.だ。夜7時頃、ヨッチャンはC.J.モデルを友人に預ける。それからその友人も含めてみんなでコリアンBBQで最後の夜を楽しんだ。明日はヨッちゃん達の旅立ちが朝早いので、9時くらいに解散。今日もかなり動いたなあ。でも楽しかったです。

Day8へ続く

GLASSY MENPITA CALIFORNIA SURF TRIP JUNE 2008

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