DAY 2: 2008年6月4日(水)

時差ボケもなんのその。第一夜にてふたりして夜中も起きずに爆睡。8時起床。 サイドオンだが、出来そうなのでファヴァリットポイントへ。腰腹サイズあるのに人影見当たらず。入りましょう、入りましょう!曇っているが、水温はBO SPORT Classic Rubber 2mmフルスーツでちょうど良い。No Botties。

僕のニューボードがすこぶる調子がよく、乗りすぎてしまう。でもサーファーがいないから、波は余ってる。問題なし。以前乗っていたBING NOSERIDERと比較すると、パドル時の引きずり感がない。モノの本で研究したが、NOSERIDERとはスピードが乗らないようにシェープしてあるそうな。そうすれば、ノーズライドしている時間が長くなるでしょ。ケヴィンコネリーのNOSERIDERを乗らせてもらったことがあるのだが、その時も同じような引きずり感を感じた。でもぼくの性分にはどうも合わなかった。

Joel Tuderのようなうまいサーファーならノーズもやって、スピードを殺さずカットバックして、またノーズに行って、そして最後あて込みまでやっちゃう。DVD見てて、そんな風なライディングが出来ると勘違いしたぼくがアサハカだった。もちろんあの感覚が好きなうまいサーファーなら楽しめるのだろうと思うし、あのスタイルが好きなサーファーなら問題なのだろう。でも下手で欲張りなぼくには扱いきれなかった... 

その点今度の9’8”はパドルもスムース、ということはテイクオフも早いということ。それにうまいポジションとれれば、ぼくにだってノーズライディングが出来る。最後に波がクローズするところでも当て込める。テールエッジとVeeのおかげかな。サイドフィンが付いてなくて、これだけ取り回しが楽なのだから、言うことはない。このD.E.MODELは長めの方がいい。9’6”〜10’0”のレンジがベストだと思う、日本だったら。Bruce、やってくれたな、ありがとう!

 それからきっちり2時間、サーフィン三昧。ウェットスーツのまま、モテルに帰る。温かいシャワーを浴び、着替え。ベッドの枕の下に1ドル置いて、部屋を出る。日本でKatsuさんから預かった写真をMitchさんに渡すためにサーフショップへ。Mitchさんのお店はサンディエゴでも一番の老舗。いろいろ苦労されたのだと思うが、羨ましさも感じてしまう。だって古き良きサンディエゴを知っているのだから。

お返しにオリジナルのTシャツをいただく。そしてワックスがないので、3つ買おうとしたら、これもプレゼントしてくれた。「明日はどこでサーフィンするの?」「フェヴァリットポイントに行こうと思っています。」「よかったらラホヤショアーズでStand up paddle boardをやらないかい? 道具はあるから、6時半頃までに来なさいよ。」「ありがとうございます。でも滞在日数も少ないし、今回は遠慮します。僕たちはフェヴァリットポイントでサーフィンするのが好きなんですよ。」「OK、問題ないよ。あのポイントはロングボーダーにはベストだからね。今度は絶対に一緒にやろう!」Katsuさんのおかげで、La Jollaの重鎮とお近づきになれた。

次のショップはbessell。インターネットで調べて、興味をもったブランドのお店。ショート系変態ボード多し。話題のAVISOもあり。ショートボーダーには楽しそうな板が多いと思うが、ぼくには宝の持ち腐れになる可能性ありです(泣)。ラホヤブルバード沿いにあるセヴンイレヴィンの看板の下にショップの看板が付いていたのが、ずーっと気になっていたので、これで気が晴れました。

さあ、そろそろサンディエゴ空港に行きましょうか。サンフランシスコ経由でヨッチャン&ミカチャンが到着する時間だ。グランドを東に行くと自然と5に合流する。スムースに空港の駐車場までは行けたものの、駐車スペースがない。こればかりはタイミング。グルグル駐車場内を回り、ふたり無言になってスペースを探す。20分後「あった〜!」とEIKOさん。やっと停めることが出来ました。サンディエゴ空港内はこじんまりしてイイ感じ。おみやげ屋さんにあったSAN DIEGOのTシャツもダサかっこいい。

いました、ご両人。日本ではよく会っているのに、こういう時ってなぜかちょっと恥ずかしい。普段はしないのに、握手なんかしちゃって。さあ、もう1時半だし、ランチにしましょう。クルマに乗り込み、5を北上。ガーネットで下りて、P.B.まで直行。ミカチャンのリクエストでTACO SURFへ。しかし天気がすぐれませんね。

ヴィンテージボードがたくさんあって、一同感激。「去年は教えてくれなかったねえ、このお店。」「当たり前じゃない。僕らがカリフォルニに通いはじめて20年。やっと見つけたお店や街を一回や二回来ただけで教えてもらおうなんて甘過ぎない(笑)?」「確かにそうだね。これらはサッサン夫婦の宝物だし、財産だものね。」そうなんですよ。もっともこの街が好きだっていうのが大前提ですが。それがBO SPORTやヘッズの商品には反映されていると自負している。もちろんインターネットや本で調べれば、日本でも概要はつかめるだろう。でもそれって机上の空論。サーフボードじゃないけど、SOULがないと思う。実際にこの街に触れて、お店に通って、サーフィンしないと、商品には反映できないし、皆さんにも納得してもらえないと思う。

ご両人、いたくTACO SURFを気に入ってくれた模様。味はもちろんgoodだし、このお店の雰囲気もいい。ヨッチャンはオリジナルTシャツも購入。ステッカーも買うって言ったら、メキシカンのオバサンがくれた。よかったね。次はなにする?サーフィンでしょ!やるっきゃないでしょ!

その前にチェックイン。リクエスト通り。1Fで僕らの部屋の並び。これなら荷物の出し入れがラクチン。「C.J.MODEL見る?」「見せて、見せて!」「おおお、いいじゃん!」今回のヨッチャンのサーフボードはARROWの9’6”C.J.NELSON NOSERIDER MODEL。今をときめくC.J.のノーズライダー。彼が雑誌で言ってたが、ノーズライディングの60%〜70%はサーフボードで決まると。それをヨッチャンに聞かせたら、日本からオンラインでさっそく購入。カリフォルニアの知人の会社に保管しておいてもらっていたのだ。

ぼくの感想。他のノーズライダーより軽い。それ以外は他のノーズライダーとあまり変わるところはないが、ノーズコンケーブもかなり大きく削られていた。エッジのある部分はなく、すべて50/50。直線的なシルエットとオリジナルピボットフィンは、まさにノーズライダーの王道。ヨッチャンのサーフィンスタイルにぴったり。

女性軍はガーネットでお買い物。フェヴァリットポイントまで送ってもらって、男性軍はサーフィン。天気が悪いのが玉にきずだが、波はけっして悪くはない。腹胸。サーファー少なし。見た目よりいい波だ。ヨッチャンはノーズライダー特有の滑り出しの悪さに苦戦している模様。しかしそれも一時間もすれば、ヨッチャンは克服。でも慎重な性格のヨッチャンはノーズには行かず、グライド感を確認している。「板どう?」「ちょっと難しい。」「去年のビグラーの時もそんな事言ってたけど、結局良いとこ持っていったからなあ〜。」

時間が経つにつれ、右側のリーフが多いところに移動。こちらのほうがブレイクポイントがはっきりしている。ノーパドルでキックテイクオフ。ちょっと掘れ気味のテイクオフを決めて、深めにボトムターン。ショルダー方向にノーズを向ける。波の中腹でターンをして、スピード調整。そこからノーズ。そしてインサイドまでつながれば、カッ飛んで、最後は当て込み。けっこう距離が乗れる。ヨッチャンもようやくノーズに行ってる。「どう?」「これやばいよ!ノーズライダーなのに結構走るわ。」今日のサーフィンはこのくらいにしておきましょう。

女性軍と待ち合わせした時間になった。「いいお店あった?」「ニューバランスのUSAものあったよ。」「明日行こう!」いったんモテルに帰り、身支度。今夜はDANとディナー。まずはデルマーにあるDANのオフィスに行く。オフィスなんか借りちゃって大丈夫なの?

オフィスに着くとビックリ。かなり広いスペースにトレーニングジム並みにマシーンが置かれている。でかいTVモニターも。奥のスペースにはスクール用のサーフボードとウェットスーツがいっぱい。ずいぶん会社の規模が大きくなったのが実感できる。サーフィンに対して貪欲に取り組みたいサーファー(競技系も含む)に対して、身体作りからプログラムを作る(専属トレーナーのスタッフもいる)。そして海でのサーフィンのあとに、今度はオフィスに戻ってから今日のサーフィンを大型スクリーンで観て、反省会。かなり本格的なものである。そうだよね、DANも30歳だしがんばらないと。

ひと通りのオフィス内部を説明してもらい、デルマーのオーシャンビューのレストランへ。たぶん僕たちだけでは行く事がないであろうレストラン。店内に入ると、すでに客でごった返していた。しかもヤングなサラリーマン系だけど、どこかセレブチック。アメリカTVドラマにでも出てきそうな白人達がワインやビールを片手にワイワイガヤガヤ。やっとの事でDANがテーブル席を確保してくれた。そしたらその隣の席にはDANのサーフィングスクールの生徒が。金髪でシャイでかわいい。

ビールで乾杯をし、おのおの好きな料理をオーダーする。夜8時でもまだ薄暗く、波がブレイクするのが手にとるようにわかる。バーカウンターの上に設置されたTVモニターでは地元サンディエゴパドレスのゲームが流され、ゲームの展開で大きな歓声やため息がどよめく。こんなレストランに連れてきてくれるDANに感謝である。

「明日の夕方さ、パイプスにおいでよ。ジェニーやノアも呼んどくから。」「OK。行けるようなら電話するよ。」そしてなぜかこの夜、DANがごちそうしてくれた。けっして安くはないはずなのに...  「DAN、だめだよ。メチャ高いでしょ。」「いいんだよ、ヒロ。こうして僕もやっとヒロ達にごちそうできるようになったんだから。今までありがとう。」トシのせいかこんな事言われるとウルって来ちゃう。思わずDANをハグ。DANはEIKOをハグ。こいつは自分が受けた恩をしっかり憶えてくれている。ぼくも日本でがんばるよ、DAN。ぼくらはファミリーさ。

デルマーからお酒を飲まないミカチャンに運転をお願いして、無事モテルに着いた。

さあ、明日の波はいかに??

Day 3へ続く

GLASSY MENPITA CALIFORNIA SURF TRIP JUNE 2008

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