DAY 7:6月7日(木)快晴!

朝6時起床。女房はまだ夢の中。こっそりベッドを抜け出て、ウィンダンシーを見に行く。歩いて5分。途中から波の砕け散る音が聞こえる。でかいの?あんまりでかくても・・・ポイントに到着するとピシッとはラインナップされていないものの、頭サイズのセットが押し寄せる。ということはフェヴァリットポイントでワンサイズ小さいので、胸位?ひとりニヤニヤしながらモテルに戻る。

女房を起こして、フェヴァリットポイントへ。 ちょっとブヨブヨ気味の波ながらアウトのセットは胸オーバー。 さっそくサーフ!ここのポイントで一番大きい波は、昨年の12月の頭半かな。そういう経験があると、胸サイズはファンウェイブとなる。沖ではまだうねりが整っていないのだろう。しかしこの湾に入ってくるに従って、海底に群生しているケルプのおかげでうねりはどんどん整ってくる。オンショアの時もケルプが海面の荒さを抑えてくれる。良い波ですねえ。

平日でサーファーも少ない。女房を見ると、自分の好きな波だけをチョイスし、楽しそうにサーフィンしている。サーファーが少ないと、波だけに集中できて、サーフィンに集中出来る。これが日本では波の良さとサーファーの数は比例して多くなる。そうなると、波を取る前にまわりのサーファーに注意を払うことに気持ちを集中しなければならない。まわりのサーファーがお互いのリズムをわかってサーフィンすればいいのだが、サーファーも十人十色。そうもいかない。

その点カリフォルニアの平日サーフィンでは、まずそのような心配は必要ない。サーフポイントが数多く点在しており、波が良ければサーファーは思い思いにここ好きなスポットに繰り出す。日本みたいな特定のポイントの波情報もあるけれど、それ以上にサーフできるスポットが多いので、ポイントパニックにはならない。特に僕らレベルのサーファーならハードコアなポイントを攻める訳ではないし、カリフォルニアに来てまで波取り合戦には加わりたくない。波質は落ちるけど、それでも日本の波質で言えばイイ波。そこで楽しく波に集中してサーフィンできるのがありがたい。まあ、そのためにカリフォルニアに通うと言っても過言ではないのだが。

ふたり満足して海から上がると9時を回っていた。 無性にお腹が空き、デニーズに行くことにした。P.B.にデニーズは海こそ見えないが(少〜しみえる)、テラスもあり、ガラスも大きいので、気持ちよく陽光が射してくる。陽気なメキシカンが席を案内してくれる。彼はけっこう古株。卵料理にソーセージやハムを添えて、パンケーキ! これがブレックファースト。コーヒーは頼まなくてもあふれるくらい、勝手に入れるし。これってサービスのつもり。でもこれがアメリカンスタイル。

食事が終わった頃に「料理はどうでしたか?追加はありませんか?」って聞きにくる。「美味しかったです。ありがとう。」と言うと、テーブルに置いておいたぼくのデジカメを見つけて、「解像度は?おおっ、6.0か。欲しかっただよね、これ。」ってホントかよ。これでも日本じゃもう古いって言うのに。「写真、撮ってあげるよ。」パチッ。ありがとう。なんにも教えないのに、すぐさま撮るなんてホントにカメラ好きなのかも。

食事が終わって、フリーウェイ5で南下。オーシャンビーチ行くことにした。 お目当てのパヴェルのお店は、案の定閉まっていた。張り紙にはロングバケーションの文字が。目抜き通りを散策する。サーフショップでVANSやTシャツを買った。中古レコードショップにも入った。が、収穫ゼロ。 この通りにはユースホステルがあって、バックパッカー達が滞在している。どこかヒッピーっぽい匂いのある通りである。

1時間ほどぶらついて、フリーウェイ5を使ってデルマーに向かう。ダンの住むマンションにお邪魔する。ガラージにはサーフィングスクールで使うサーフボードやウェットスーツがたくさん収納されていた。そこになぜかハイスクールのサーフチームのTシャツやパーカーがたくさんあった。ダンに聞くと、たくさん作りすぎたらしい。ダンらしい...「ヒロ、買ってくれない?」こういう時には必ず泣きつく。しょうがないので、買ってあげた。

それから3人でエンシニータスに住むティファニーに会いにいくことにした。ティファニーはキャリアウーマン&ロングボーダー。 おもに商業写真を撮ったり、カタログ作成をしたり、広告を作成したり。今はなくなってしまったが、イレブンというレディースのサーフウエアのプロデュースをつとめ、そのブランドのロゴもデザインした。それでサーフィン業界で一躍有名になった。今もCHAMPIONやVANSの広告も手がけている。

ティフの家はエンシニータスの線路より山側の一軒家。 遠くにスワミスが見下ろせるグッドロケーション。やっぱりクリエイティブな仕事は環境が重要だよね。その点、ヘッズの事務所はアンダーグラウンドなアジトみたいなところ(泣)。あまり太陽の光も入らないので、ティフのロケーションはうらやましい限り。いつの日か・・・

ティフとダンと4人で仕事のことやサーフィンのことをいろいろ雑談。彼女の才能をうまく日本で開花させたい。それにはタイミングが重要だろう。とても楽しみ、乞うご期待。今度ティフにBO SPORTのクラシックラバーウェットスーツを着てもらう。採寸をしてからアイテムのリクエストを聞く。 それから細かい別注カッティング。昨今の奇抜なレディースのウェットスーツ??? ティフのリクエストはそれらとは違い、レディースサーファーの着やすさを重視している。来シーズンには彼女のアイディアを採用してみようと思う。

彼女と話していると楽しい。心もとない僕らの英語にも真剣に聞き入ってくれ、理解しようとしてくれる。頭もいいし、仕事の話をしても楽しいし、ぼくも勉強になる。4人の時はほとんどダンのトランスレーションは必要ない。お互い通じるまで単語を見つけ、英語で話す。理解してくれると、とてもうれしい。 ティフにも日本語を教えちゃう。だってティフは日本酒が大好きなんです。気が合うじゃん。ここで2人とはお別れ。See you again ! ダンとは夕食を約束した。

エンシニータスからした道でP.B.に戻る。 「ちょっとフェヴァリットポイント、のぞいてみる?」 「いいねえ〜」 と言うことで、夕方4時頃ポイントに到着。オンショアでざわついているもののセット、セットははっきりしている。 サイズは腰腹〜胸。充分楽しめる。フェヴァリットポイントは、朝はベテランサーファーが多く、スローに時間が流れる。そして夕方になると学校が終わり、多くの若者で海は活気づき、刺激的な時間となる。駐車場にいる時間も楽しく、いろいろなサーファーに会える。

夜7時近くまでサーフした僕らは、急いでモテルに戻り、ダンとのディナーにどうにか間に合った。ダンのクルマには二つの人の影が... 金髪のカワイイ女の子を連れてきた。ガールフレンド、また変わりました(笑)。

4人でモテルの目の前のメキシカンレストランへ。 まずはみんなで食べられるワカモレをオーダー。アボガドのディップソースに香辛料等をチョイスしてウェイターにその場でかき混ぜてもらう。それをあげたてのコーンチップにつけて食べる。これはうまい!辛くすると、ビールが進みすぎます(笑)。ガールフレンドの名前は忘れてしまったが、障害児の介護に従事しているという。はやり人手が少なく、かなりのハードワークらしい。彼女がマザーテレサに見えてきた・・・

楽しい時間は速く過ぎていく。4人は美味しいメキシカンフードに舌鼓を打ち、外に出た。これでダンともお別れである。僕ら夫婦の息子のような存在。再会の約束をして別れた。 さあ、明日はチェックアウト。寂しいなあ〜。

DAY 8に続く

MENPITA CALIFORNIA TRIP JUNE 2007
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