DAY 2: 6月2日(土)曇りのち晴れ

昨夜、Ryuzo君から「土曜日のマリブはクレイジーやでー。」と、連絡をもらい、 5時にサンタモニカのRyuzo宅に集合ということにした。Ryuzo宅からマリブまでは約30分だ。Ryuzo君はDave Sweet Surfboardsのシッピングをしてくれるヘッズの頼れるパートナーだ。

Ryuzo宅に到着した頃にはうーっすら夜が明けてきた。 それから2台でマリブに向かう。Main st.を横切り、サンタモニカピアを左手に見て、海沿いの道PCHへと下って行く。サンタモニカからサンセットへとクルマを走らせると、キレイにラインナップされたうねりが見えた。心弾む瞬間。 こころなしか前を行くRyuzo君の白いSiennaがスピードを上げたようにみえた。 次のポイントのトパンガでは、すでに4人ほどがサーフィンをしている。 ハヤル気持ちをおさえ、ハンドルを握る・・・

一瞬、千葉の漁師町のような風景(そういう風に見えるのはぼくだけかも?)のエリアを過ぎると、もうすぐマリブ「THE BU」。 ピアを左手に見る。腰くらいのサイズだが、マシンウェイブが見えてきた。 まだ5〜6人程度のサーファーしかいない。Uターンして海側の車線の路肩にパーク。今はまだスペースがあるものの、2時間もすれば海側も山側もパークスペースはなくなるだろう。だって土曜日だもの。

日本でもそうだけど、ミカちゃんはサーフィンをしない。だから写真を撮ってくれたり、ビデオを回してくれたり。ホント感謝してます。 ヨッちゃんは僕らよりひとつ年上。 ヨッちゃんの以前の仕事はインポートウエアを扱っていたので、出張でよくカリフォルニアには来ていた。 でもサーフィンメインのトリップはこれが初めて。 ヨッちゃん、意外とまじめだからね。

ヨッちゃんはこのトリップのためにBO SPORTの2mmフルスーツを新調してくれた。スペシャルでレトロバンドを入れた。 ボードはお気に入りがまだ見つからないので、Ryuzo君のDave SweetのClassic Pintail 9'6"を拝借。 このコンビネーションはマリブにピッタシはまってた。もろクラシックだぜ。 ヨッちゃん、ぼく、女房の順でひとりずつ海に入って行く。足下の玉石に注意しながら。 とにかくサーファーが増えるまでに何本か乗っておかないとね。

先陣を切ってRyuzo君、テイクオフ。 さすがサンタモニカ在住30年。セットを読み切り、だれも乗らない2本目をチョイス。 マリブの波は思いのほか速いブレイクと感じるが、かといってショルダーからスーッと乗れるほど甘くはない。 その波のブレイクポイントを見極め、パワーゾーンで一気にパドルしてテイクオフ。 ひとたびレールが波に噛めばノーズに行ってもビクともしない。

しかし、ひとつの波でも速く崩れるセクションもあるので、ボトムターンでスープを回り込み、次のショルダーに戻るスキルも必要。 でもテイクオフ出来たら、ずーっとダウンザラインで突っ走るのも爽快だ。 メディア調に言えば「スキップフライのようにトリムポジションを外さず、常にパーワーゾーンを滑走する。それがトリムマスターだ!」 まあそんなことはこの際、どうでもイイ。 自分の思った通りサーフすればイイ。

ヨッちゃんは果敢にアウトでセットのピークを待っている。 女房はアウトで待つのだけれど、ピークよりショルダー寄りでウェイティング。 このポジションだと波を捕まえることはかなり難しい。 ショルダーで待つならもう少しインサイドで待たないとピークで待つサーファーのおこぼれはつかめない。 でもぼくがアドバイスするより、彼女自身が経験して覚えていったほうが身につくし、なによりそれがサーフィン。

ヨッちゃんも、最初は日本のようなキレがみられない。 リーフポイントということと、借り物のボードということが原因か。 どうしても波穫りが熾烈で、前乗りになってしまう。 しかしヨッちゃんのプルアウトは天下一品! 顔にぶつかるんじゃないかと思うくらい、クルッと回す。バックサイドでもやっちゃう。 前乗りとわかると、すぐにどく。問題ない。

ぼくはと言えば、アウトのセットはあきらめて、ミドルセッションの波狙い。 性格がひねくれてるんで、ひとの裏をかくのが好き。 セットの本数読んで、まわりのサーファーのクセやレベル読んで、隙を見てひょこっといただく。ひねくれ者の快感!

サイズアップして胸肩サイズの波も崩れ出した。 時間が経つに従い、アウトで待つサーファーのそのまたアウトで割れる。 アウトのスープが右手からどんどんぼくに向かって迫ってくる。それと同時にうねりのピークもぼくのポジションにドンピシャ。誰も乗ってないじゃん! 思わずニヤリ!まわりのサーファーはうまいことやったなってな顔でぼくを見る。 胸サイズの極上のライトがピアめがけてピキーッとしたショルダーを創り出す。 いっただきまーす。

その頃にはヨッちゃんも調子が出てきて、びしびしノーズにトトトッ。 ここで言っておきますが、ヨッちゃんのロングボーディングのレベルは、かなりなもの。テイクオフ早し。ノーズライディング、ホントに上手し。コンペ志向ではない。立ち乗り系のクラシックスタイル。中腰系のハワイアンorコンペ系ではない。でも最後のフィニッシュは当て込む。ドロップニーは、ほぼマスターしてる。

2時間くらいやったのかな?周りを見ると需要(サーファー数)と供給(波数)のバランスはとうに崩れてる。 目標の5本以上は乗れたし、そろそろ出よう。 最後にヨッちゃんが上がってきて終了。 みんな口を揃えて言った言葉が「やっぱ良い波。でもサーファーの数はクレイジー。」 なんたって前乗り当たり前だから。

Ryuzo君のアドバイスの超朝一のおかげで、とりあえず3人波を穫ることは出来た。ありがとう。 それから5人はRyuzo宅へ。 お腹も空いたし、メインストリートまで歩いて朝食をとろう! 以前Ryuzo君に連れて行ってもらったオムレツ屋さんに行くことにした。 アメリカでは、特に食べ物屋さんはうまい店とそうでない店は客の入りでわかる。その点ではこのオムレツ屋は合格。 店内で食べるより、中庭で食するのがグッド。

食べ終わってから、いろいろなショップのあるメインストリートをブーラブラ。 でも10時前なのであまり開いているお店が多くない。お気に入りのスニーカー屋さんは開いてなかった。ニューバランス(もちろんmade in USA)あったら、買おうと思ったのに・・・ それからZJに行って、ZEPHYRに行って。やっぱり開いてない。 ショーウィンドウのJeff Hoのボードを眺めていると、スケボーに乗った金髪が「お店見たいの?」「うん」「じゃあ開けてあげる」みたいな感じでオープン。 正直店内にある今風のウエアには?だったけど、所々に置いてあるサーフボード、スケートボード、写真、落書きがカッチョイイ。

ここからRyuzo宅までは約5分。 Ryuzo君とはここでお別れして、クルマで観光。 ウエストウッドに行って、ロバートソン通りに行って、KITSON行って、Fred Seagal行って、Adventure16行って。なかなかお勉強になりました。 午後2時を過ぎると空港方面の405が渋滞するので、早めに南下。 途中Tylerのリニューアルしたショップに立ち寄る。本人はいなかったけど、お店にいた金髪のコドモがかわいかった。

それからいったんモテルに帰り、早めに夕食。 今日はいつも通っているチャイニーズ一品香! 一度ヨッちゃん&ミカちゃんを連れてきたかったんだ。 チンタオをリカーショップで買い込んで、みんなで乾杯。 エビの唐揚げや北京ダック、それにワンタン麺を食べた。 ふ〜、お腹いっぱい。

明日はフリーマーケットだ〜。

DAY 3に続く

MENPITA CALIFORNIA TRIP JUNE 2007
|  DAY1  |  DAY2  |  DAY3  |  DAY4  |  DAY5  |  DAY6  |  DAY7  |  DAY8  |  DAY9  |  DAY10 

▲このページトップへ