Glassy Menpita California Trip Report

DAY 8:12月8日土)快晴

朝6時起床。気持ちのいい陽光で目覚める。これぞカリフォルニア。モテルの6Fの部屋からパルスヴェルデスの山を眺める。トーランスビーチで朝一サーフィンをすると、このパロスヴェルデスの山が日の出を遅らせ、肌寒いサーフィンとなる。 今日はRyuzo君と待ち合わせ、ハンティントンビーチのイヴェントに行く。その前にパロスヴェルデスの波をチェック。ハグス→P.V.コーヴとドライヴする。

ハグスはローカリズムの強いレフトブレイク。丘の上からチェックする。オイリーな頭サイズ。最高である。入りたい気持ちはヤマヤマだが、ウィークエンドのグッドコンディションは、ノンローカルには無縁のもの。敬意を持ってノーサーフ。バックサイドでショートボーダーがでかいスプレーを出して、カットバックの連続。

次にP.V.コーヴ。トラディショナルポイントである。路駐する左カーヴにはすでに多くのクルマがパークしている。波が良い証拠である。クルマを停めて断崖の上の赤土の見晴らし台からポイントチェック。トロ厚いクラシカルな波がブレイクしている。ロングボーディングに最高に適した波である。海にはまだ10人ほどのサーファーしかいない。しかしRyuzo君との待ち合わせの時間も迫る。仕方なくモテルへUターン。しかしなんて気持ちのよい朝だろう。

Ryuzo君との待ち合わせ時間の9時となる。Ryuzo君の白いシエナがモテルのパークスペースに滑り込む。「おはよう!気持ちイイ朝だね。」「いま、P.V.をチェックしてきたよ。いい波!」「マジで。でもハンティントン行かなきゃね。」「もちろんだよ。レッツゴー!」Ryuzo君の運転でP.C.H.をGo South。土曜日の朝なので、クルマの量が極端に少ない。

約30分でシールビーチに到着。Ryuzo君はハンティントンビーチと聞いていたようだが、実際はシールビーチだった。そのため、ちょっと会場がわからなくて迷ったけど、全然問題なし。会場は地元の大きなレストランのパーキングスペースを利用して行われる模様だ。厳格なセレモニーをイメージしていたが、アンティックなサーフボードを販売するブースや新品のサーフボードを売るブースなど、大小20ブースほどがフリーマーケット状態だ。イイ感じ。うれしい誤算。いきなりリックグリフィンデザインのTシャツをゲット。その次に創刊号の「SURFER」誌のレプリカもゲット。思いがけない収穫。ヤバイよ、イートンのボンザーがあるじゃん。すげー迷ったけど、買わなかった。でも買いだったなあと、後から後悔。ブースを回っていると、Daveさんの息子のグレッグさん夫婦にバッタリ。「おはよう!オヤジの体調がイマイチなので、今日はボクが代役さ。」なんだか緊張してるぞ。

今回のセレモニーを簡単に説明しておこう(グレッグ、Ryuzo君ありがとう)。 正式名称は「International Surfboard Bilder Hall of Fame」。 サーフィンの歴史に重要な足跡を残したボードビルダーが表彰されるセレモニーである。なので、シェーパーやサーファーだけとは限らない。そして表彰された者は、次の年に表彰される者を推薦できる。ちなみにDave Sweetさんを昨年推薦したのは、だれあろうゴードンクラークさん。クラークフォームの創始者である。まさにフォーム繋がりともいうべきか。Dave Sweetさんが存在しなければ、クラークさんは今の自分がいないという気持ちから推薦したのだろう。2007年に表彰されたのは、Dave Sweetさんをはじめ、ミッキームニオスさん、ラリーゴードンさん、ラビットケカイさん、ローレンハリソンさん、ビルホールデンさん、そして2006年の表彰者でトロフィーを渡されていなかったスキップフライさん。 プレゼンテーターが一人一人に敬意を表して、トロフィーを渡す。レジェンド達はトロフィーを渡されて、メッセージを述べる。観客はそのスピーチに賛辞の拍手。この場所にいることが奇跡だった。ぼくは最前列でレジェンド達の顔を、仕草を、神聖な気持ちで見ることができた。グレッグも大緊張の中、りっぱにDaveさんの代役を務めた。そして最後にスキップフライさんがスピーチを終えた後、突然姿を消した。周りがザワザワしていると、ボードケースに入ったサーフボードを持ってきた。ボードケースから取り出したボードは、なんとD&SとSKIP FRYEのデカールが並んだスリーストリンガーの新品のボード。「おれは若い頃ラリーに世話になったんだ。もう作ることのないこのボードを、ラリーのために削ってきたよ。ありがとう、ラリー。」観客から拍手の嵐だ。

そしてレジェンド達はそのボードと一緒に全員で記念撮影。素晴らしい光景だ。サーフィンのために尽力したレジェンド達を今のサーファー達が敬意を示す。いま自分がサーフィンできるのもこの方々のおかげかもしれない。そんな清々しい純粋な気持ちで式典を迎えることができた。日本でもしがらみのないこのような式典ができたらすばらしいだろうと思った。「グレッグ、どうだった?」「心臓バクバクもんだよ。だって周りを見ればレジェンドばかり。やばかった。」 グレッグもエキサイティング。よかったね、グレッグ。

それから僕たちはRyuzo君のホームタウン、サンタモニカでランチをとることにした。ボクのリクエストはオールドファッションのレストラン。やっぱりカリフォルニアに来たら、こんな感じのレストランで食事しなきゃ。最高でしょ。

ランチの終わり、いったんRyuzo君宅にお邪魔する。DAVE SWEETのカスタムオーダーのロングボードが仕上がってきているので、チェックする。う〜む、どの板もイイ感じ。そのうちの一本はぼくのオーダー分も・・・(EIKOさん、ごめんなさい)Ryuzo君のチェックがあってこそ、安心して日本で受け取りができる。ありがとう、Ryuzo君。これでRyuzo君とはお別れである。さあ、サウスベイに戻ろう。土曜日の渋滞を予想して、下道PCHで帰る。途中エルセグンドのタイラーハジーキャンのお店でDVD「ONE CALIFORNIA DAY」を購入。知人のプレゼント。タイラーの奥様キャサリンはいるが、タイラー本人がいない。キャサリンは妊娠中で大きなお腹をしてのお店番。DVDの表紙にタイラーのサインが欲しいとリクエストすると、キャサリンは電話してわざわざタイラーを呼んでくれた。感激。タイラーとは今回のビッグウェンズデイのこととか話した。でもタイラーにはまだまだサイズ不足だったようだ。マジかよって感じである。記念撮影まで快く応じてくれ、店をあとにする。夕方も5時を過ぎた。今日の夕ご飯はモテルに部屋でとることにした。お決まりのフールフーズに立ち寄り、食材を買い込む。ぼくが食事の準備をしている間、EIKOさんはモテルのランドリーを使って洗濯。いつもありがとうございます。 さあ、明日はローズボールのフリーマーケット!

DAY 9に続く

MENPITA CALIFORNIA TRIP DECEMBER 2007
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