DAY 7: June.16(Fri)

2006 カリフォルニアトリップ(6月) DAY7

5:30起床〜。朝から晴れ! 7時にRyuzo君宅で待ち合わせ。Ryuzo君はヘッズが日本代理店をつとめるDave Sweet Surfboardsのカリフォルニア在住のパートナー。ドッグタウンで有名なサンタモニカにあるゼファーの店の近くに住んでいる。

Ryuzo君宅に到着。おっ、Ryuzo君もSiennaを買ったのか。それから僕らは2台でMalibuへ向かった。サンタモニカからPCHに下ると最初に見えるサーフポイントはサンセット。Ryuzo君のホームポイントだ。小さいながらキレイにうねりが入ってきて、腰腹くらいのブレイクが確認出来る。これでマリブに期待がかかった。

トパンガはショアブレイク気味の腰。そこからちょっと走ると左側にマリブのピアが見えてきた。そしてブレイクが... と思いきや、意外にもサンセットより小さい膝腿。でもマリブ初見参の金太郎さんがいるので、とりあえずクルマを停めて、ポイントをチェック。ふたりほどサーファーがいるもののちょっと波が小さくて苦戦している模様。金太郎さんはと見ると、仕事の話だろうか、ケイタイで日本と交信中。課長の悲しいサガか。トリップに来ても本当に解放されることはない。軽く写真を撮り、すぐさまサンセットに戻ることが決まった。

サンセットポイントに戻ると、朝一チェックしたときより潮が上げてコンディションが良くなっていた。みんな速攻で着替えて海へ。風はほぼ無風のオフショア。Glassy Menpita。小振りながらロングボード向きの良い波である。玉石で形成されている半島からブレイクするライトはロングライド出来ている。ピークには何人かの先客がいた。僕らは一時間ほどインサイドのブレイクで楽しんだ。

ピークのサーファーが少なくなったことを確認し、まずはRyuzo君がピークに近づく。まずはセカンドセクションのピークで形の良いライトを何本かやり過ごす。ブレイクを知り尽くすRyuzo君はバックサイドのハンデを感じさせず、スムースにサーフしていく。そして僕らは頃合いをみてひとりずつピークに近づく。

ぼくも30分かけてピークに到達。ピーンと張りつめた緊張感が漂う。ひとたびピークに入ったら、ルールとマナーはもちろん、セットの一番の波を逃してはならない。もしも乗れなかったら、最後尾に戻るのはもちろんのこと、波を譲ってくれた周りのサーファーからも信頼を失う。ぼくは2本良い波を乗らせてもらった。それで十分である。自らミドルセクションに後退する。

そうすると今度はミドルセクションから別のサーファーがピークエリアに加わる。暗黙のローテーションを読まなければいけない。その間インサイドのブレイクも良くなってきた。女房ははじめからピークに来る気などさらさらなく、インサイドでコツコツ自分のサーフィンを楽しんでいる。それもありである。

金太郎さんもミドルセクションで良い波を掴んでいる。DT-3が自分のものになってきたようである。いつの間にかRyuzo君もインサイドにポジションを移し、サーフィンを楽しんでいる。さすがである。ぼくは満足したので、みんなより先に海から上がり、上からみんなのサーフィンを見ていた。日差しが燦々と降り注ぎ、青空が広がっている。左手を見るとサンタモニカのピアが陽炎のようにゆらゆら動いていた。あとのみんなはこのポイントがいたく気に入ったようで、なかなか上がってこなかった。

女房、Ryuzo君、そして残りのふたりが上がってきた。「いや〜良い波だった!!」「DT-3、調子良いじゃん。売らなくてよかったね。」「ホントだね、ははははっ。」そして僕らは遅い朝食を取ろうと、サンタモニカのメインストリートを闊歩した。Ryuzo君宅からは約5分である。すると、Ryuzo君に電話が。

「Daveさんが会いたいって。11:30に来れるかって言ってるけどどうする?」「もちろん行くよ。」Dave Sweetさんは今、体調が思わしくない。今回も会いたかったのだが、診療と体調の都合次第ということになっていた。でもOKということで、食事もせずにすぐさまDave Sweet邸に向かった。Dave邸に到着すると、Daveさんの息子さんが快く迎えてくれた。Daveさんはちょっとつらそうだったけど、僕らを見るとひとりずつ握手をして迎えてくれた。

今、息子さんはシェーピングをしているようだった。自分で削ったブランクスが何本か部屋に置かれていた。「ぼくの削ったボードにはオヤジはDAVE SWEETのデカールを入れさせてくれないんだ。まだ免許皆伝ではないようだね。」「当たり前だろ。こんなシェープに俺のデカールを入れられるかい。お客さんに悪いだろ。」と親子で顔を見合わせて笑う。近々スペシャルエディションのボードを作ることで、話が決まった。日本の代理店の継続もDaveさんとぼくの握手で決まった。

「無理して売らなくていいんだぞ。マスプロダクツにするなよ。良いものを継続してお客さんに提供していればいいんだ。頼んだよ。」ぼくはDaveさんの言葉をしっかり受け止めた。また秋にDaveさんに会いにこよう。また元気な姿を見に来よう。今ぼくはDave Sweetの半生を和訳している。本当に歴史のある人である。とかくフォームに関してはクラークやホビーにスポットライトが当たりがちである。しかしポリウレタンという素材に最初に着目して、サーフボードの心材にしようと試みたのはDave Sweetさんだとぼくは思う。

Daveさんとの対面を終えた僕らは、ようやく食事にありつけた。オリンピックブルバードにあるラーメン屋。それからRyuzoくんに無理いって、サンタモニカ周辺をクルマで案内してもらった。サンタモニカプレイスや有名セレクトショップのフレッドシーガル等々。同じ店、同じ場所を毎回来るが、やはり刺激が違う。お店も毎シーズンテーマを変えて、それによって陳列する商品も変えている。

一昔前のカリフォルニアはTシャツにショーツだった。しかし今ではサーフショップにも数百ドルもするジーンズが並び、15ドルのTシャツしかなかったののは昔のこと。今では100ドル近くするTシャツが当たり前のようにディスプレイされている。日本のデザインや加工は世界一と思っていたぼくの考えが少しずつ変化し始め、カリフォルニアの若きデザイナーは日本に追いつき追い越そうと、必死にイイモノを創り始めている。そうファッションは生きていることを実感させられるトリップでもあるのだ。

夕方になりRyuzoくんとはサヨナラである。いつもありがとう!トーランスに向かう道はフリーウェイも下道も大渋滞。こんなの初めてだ。知人と会う約束の時間を3度ほど変更。ミーティングが済んだ頃には真っ暗。今日は僕ら夫婦のサーフボードをマイクに預かってもらうことになっていた。しかし彼との約束の時間はとうに過ぎてしまった。金曜日の夜ということもあり、マイクは自宅へ帰っていた。Maxwayの会社に着いたのは夜の8時半!しかしマイクは部下に僕らが来ることを伝えておいてくれて、滞りなくボードを預けることが出来た。マイク、ごめんね&ありがとう。

それから4人で夕食。いつものチャイニーズクイジーン。一品香。ぎりぎりセーフで美味しい料理にありつけた。そして各自の部屋に戻り、就寝11時半。明日はサーフィンのフリーマーケット。そしてトリップ最終日。寂しいなあ〜。

DAY 8に続く

MENPITA CALIFORNIA TRIP JUNE 2006
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