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  6.16(THU)
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朝6時起床。曇り。でも今日は晴れそうな雰囲気?ベッドから跳び起きて、ビーコンをチェック。サイドオフの微風がそよそよ。波のサイズは腹胸くらいかなあ?波があるのにサーファーが少ない。でもなんで水が茶色いの?

今日はチェックアウトの日である。サンディエゴエリア最終日なので、ダンとのセッションを約束した。部屋に帰って、目覚まし代わりにダンに電話する。「ビーコン見たけど腹胸くらいだよ。」「じゃあスクリプスに行こうよ!」こんな会話で、ラホヤ・ショアーズのカフェで待ちあわせをする。

あらかじめ整理した荷物をクルマに押し込み、チェックアウトをする。書類に目を通し、不明なチャージが無いか入念にチェック。OK。8時過ぎにモーテルを出発。フリーウェイ5に乗った途端、渋滞である。ナニこれ?結局ラホヤまでは1時間以上かかってしまった。もっと早く出るべきだった。ダンのクルマはすでに止っている。カフェで念願のクラムチャウダーにありつけた!うめえ〜。


スクリプスに向かう。海の近くにある駐車場は、メーターに青いカバーがかぶされているので使用禁止だ。周りの駐車可のスペースをさがすが、大学が近くにあるため、なかなかスペースが見つからない。ようやく見つけて駐車。素早く着替えて海に向かう。ダン、やっぱり太ったよ。

コンディヨンはサイドオンが吹いているがさほど面は乱されていない。サイズは腹胸。ダンパではないが、掘れ気味。ぼくは5'10"のフィッシュを選択。

カッ飛ぶぜーと、勇んで入ってみたものの、やっぱりブレイクが早い。だから慌てて立とうとするものだから、ボードがスムーズに滑り出してくれない。頭から突っ込んだり、尻餅つくようにボードが先に行ってしまったり。なにかすごくヘタになった気分(もともとヘタなんですが。)だ。しかしダンはペラペラなショートボードで飛んだり跳ねたり。

ころ合いを見て「ダン、このフィッシュ乗ってみて。」「OK」セットの波が入る。

ダンは自分のボードの時よりアウトからテイクオフ。なんで?ロングボードに乗っているかのようにうねりでテイクオフ。波のフェイスをなめる。WHY? ミドルセッションになり、波の裏から見る形になる。スピードがドンドン加速。なぜに? すこし波がとろくなったところで、大量のスプレイ。えっ? 最後まで乗り継いでしまった。

ダンが沖に戻ってくる。「こんな波が小さいんだけれど、浮力が大きすぎるから、カットバックするのにクラブ・レールしちゃったよ。」ナニ言ってんの。呆気にとられて見ているぼくは、ダンの浮力の無いボードにまたがっているので、お腹くらいまで水に浸かっていてボードが沈んでいる。へんなの。

女房はマイペースでサーフィン。ぼくとダンの間でサーフィン。ピークからテイクオフ。しかしピークの裏からショートボーダーが後乗り。女房に近づく。

女房が気付いて、プルアウト。自分が前乗りしたと思い、謝っているようだ。ぼくとダンはいつも彼女のライディングを見ているので、二人とも緊張が走る。

「EIKOは悪くないよ。ぜんぜん問題ないから。」ダンが大きい声で、英語で声をかけてくれる。ショート君に聞こえるように。優しいやつである。ぼくもそう思った。

ルール違反はショート君。しかも女性。女房いわく、謝ったのに無視されたとのこと。でもぼくらは訪問者。ゴメンね、ショート君。邪魔しちゃって。


その後そのショート君の近くで、ダンが飛んだり跳ねたり。ショート君はすーっといなくなりました。ダン君、よくないでしょ。

潮も引きすぎて、コンディションが悪くなってきたので、上がることにした。「ダン、お腹がすいたね。どこかお気に入りのお店ないの?」「OK。デルマーに行こうよ。」


下道でデルマーに行く。デルマーは、どこか品のある街である。コーヒーショップの近くに来たようだ。しかし駐車スペースが見つからない。ぐるぐると同じ道を走って、ようやくスペースを確保。結構、はやっているお店のようだ。ダンいわく、サンドイッチと一緒に付いてくるマカロニサラダが美味しいそうだ。お腹が鳴る鳴る。

お店に到着。民家を改造してお店にしているようだ。いい雰囲気である。お客さんもどこかセレブチックな人多し。カウンターでオーダーしてきて、テラスで待つ。すると店員さんが運んできてくれる。チップはいらない。

コーヒーもデカフェ、フレンチロースト、ヴァニラ、コナといろいろある。もちろんお代わり自由。大きな木に囲まれたテラスで食事をする。時折スズメが来て、残飯をつついている。マカロニサラダがうまい!何種類ものスパイスが効いている。サンドイッチもうまい。特にパンが。

ここでぼくらはダンの仕事のことや将来のことを話しあった。ダンと別れる日はいつもそんな話になる。ダン、いつか一緒に仕事しようぜ。

食事を済ませ、ダンの新居にお邪魔する。エンシニータス・ブルバードのインターチェンジのすぐ近く。窓を開けると、フリーウェイ5が見下ろせる。ルームメイトと挨拶をかわし、ぼくらはダンと再会を誓って別れた。


エンシニータス・ブルバードからフリーウェイ5を北上。ドヒニー付近で下り、パシフィックコーストハイウェイで北上し、ラグナビーチへ。メネフネさん、今回は間違わずに行けました。いつものサーフショップの脇のコインパーキングに止める。道の向かいにはサーフィングスクールのクルマが止まっている。海を見に下り坂を下りる。ショアブレイク気味ながら、何とかサーフィンが出来るようだ。


海にはサーフィングスクールの先生と生徒のみ。ボードはカラフルなソフトボード。これなら安心。目立つしね。一人の先生が二人の生徒を受け持つ。

うねりが来ると一人を岸に方向転換させ、もう一人の生徒はその動作を波待ち状態で見学させる。タイミングよくパドリングさせ、ころ合いを見計らって先生が最後にボードを後ろからプッシュ。教え方が実にうまい。

先生はその次の波に乗り、岸まで乗っていった生徒を迎えに行く。その先生、サーフィンが大変お上手だった。


これだけのエリアを占有できて、スクールを開けるなんて日本じゃちょっと出来ない。ビーチに目をやると水着姿のカリフォルニアガール。ビーチボーイズの曲でも聞こえてきそうである。


お決まりのサーフショップ巡りをしてみる。近くのドヒニーで先ごろ亡くなられたデイル・ヴェルジーさんの追悼式のポスターが、ショップのドアに貼られていた。あのおヒゲの優しい目をした偉大なシェーパーとも永遠のお別れである。


もうすぐ父の日ということもあり、サーフ業界のナショナルブランド:クイックシルバーはウエアを買うと、ウエア代金を含め100ドル支払えば、ミキ・ドラの写真集がプレゼントで付いてくるというフェアをやっていた。しかもシリアルナンバーつきである。

でも幾らお金を出しても写真集のみでは買えない。ミキ・ドラも近年亡くなったマリブのレジェンド。前乗りしたサーファーをボードごとひっくり返して、悠然とサーフィンし続ける写真は有名である。

しかしぼくは両名にはお会いしたことがないし、雑誌での人物像でしかないので、あまり多くは語れない。かっこよかったんだろうなあ。

店を出ると隣は、サーフギャラリー。今回はサーフボードの残骸を利用したオブジェが展示されていた。うーむ、よくわからない。

サーフボードは乗ってナンボ?そしてそのまた隣のサーフショップでヴァンズのネイヴィーブルーのスリップ・オンをゲット。しぶい。


さあここからは女房に運転を替わってもらい、トーランスのモーテルへとクルマを走らせる。フリーウェイ405に乗る手もあるが、僕たちは下道のPCHで行く。ニューポートの街に入るとちょっと渋滞。


やおら女房が「ベッカー!」と叫ぶ。見るとベッカーのトラック。なんで好きなの。ただのトラックだけれど、シンプルでカッコイイ。しかもステッカーが小さいのにシンプルだからかえって目立つ。とかくハデハデにしたがるサーフ業界。これからはシンプルに。


渋滞もいつしか緩和され、カリフォルニアサーフィングの原宿、いやメッカ?のハンティントンビーチを通過。

波はいつものオンショアのグチャグチャ。ここハンティントンビーチで、ぼくはエクセレントな波を見たことがない。

シールビーチを通過してケイティン、ブルース・ジョーンズ、インフライトとサーフショップに立ち寄る。目的はミニゴローさんのロングボードのサイドフィンを探すため。ロックボックスというフィンシステムのフィンなのだが、各ショップの店員さんは全然知らない。置いてない。このフィンシステムはカリフォルニアでは普及していないようだ。ミニゴローさん、すみません。

陽が心持ち傾いてきた。女房はPCHを無言で走る。ぼくはサングラスをして寝ているのをカモフラージュ。

サークルの交差点を過ぎる。合流地点で「とまれ」なのに、スルスルと合流しようと試みる女房。

危ない!もう少しで本線を走ってきたクルマと接触しそうになった。日本でも停止線で止まらないドライバーが多いが、これは違反です。 「とまれ」ではキッチリ止まって、前後・左右確認。これ基本です。アメリカでは厳しくチケット切られますよ。



このサークル交差点を過ぎると工場地帯を通る。ロングビーチである。そして怪しい街に突入。 街が汚いか、店に鉄柵がかけられているかなどで、そのエリアの治安がだいたい察知できる。ギャングさながらのスタイルの若者が闊歩。メキシコ人か。通るクルマもデカくてボロボロ。遠くではパトカーのサイレン。

こんな街を通る時にはキッチリ窓を閉めて、ドアもロックしましょう。 赤信号で停止したら、隣のクルマをジロジロ見るのも×。


やっと街の雰囲気も落ち着き、モーテルのピースマークも笑っている。クレンショウ・ブルバードを過ぎ、左に定宿のモーテルが確認できる。ホッとする瞬間。チェックインをする。2階の禁煙部屋のリクエストも通じた。部屋の近くにクルマを駐車し、荷物を下ろす。


部屋で一休みして、ぼくらはまた動く。近くにある行きつけのジーンズショップへ。 ここのジーパンの在庫量は半端でない。オリジナルの501は必ずここで買う。 しかし最近、501のサイズスペックが変わった。以前と同じサイズを買うと、デカイのである。カッコ悪い。これも時代の流れなのだろうか?今後は古着を買うと心に決めた。

またここでXXXLのシャツを購入。ぼくの実家の隣の八百屋さんの息子さんへのプレゼント。彼はお相撲さんである。本場所が始まると必ずテレビに出る。と言っても、彼は三段目の50枚目くらい。

ではなぜテレビに出るかというと横綱:朝青龍の付き人なのである。いつも露払いのように横綱の前に立ち、先導しているアノお相撲さんなのである。しこ名は神山。脱線!。

ジーパンを買った後は、18年前にKAZさんに教えてもらった中華料理店へ直行。こちらに来ると必ず立ち寄るお店である。やっぱり安くて美味しかった。満足、満足。

さあ旅も大詰め。明日はRyuzoくんとサーフィンである。

DAY 7に続く

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