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  6.13(MON)

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朝6時。曇り。トーランスのモーテルを手早くチェックアウト。フリーウェイ110→405とクルマをすっ飛ばす! 途中フリーウェイからトラッスルズの波が見える。筋張ったうねりが何本も沖から押し寄せている。ハッキリとしたサイズはわからないが、肉眼でうねりが確認できるので、胸以上のブレイクはあるのだろう。サンオノフレ、オーシャンサイドと通過。もうすぐエンシニータス・ブルバードの出口である。

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すでにFMはサンディエゴの放送に変わっていた。エンシニータス・ブルバードで下り、まずはサーフィン!ということで、海沿いの101にぶつかり左折する。約10分でNALU高井さんご推薦のパイプスと言うポイントに到着。パーキングからポイントを見下ろす。千葉北のような茶色い海の色だ。波のサイズは胸〜肩くらいはゆうにある。とりあえず着替えて、ポイントまでの長い階段を下りていく。かなりパワーのありそうな波だ。ぼくは5'10"のTWIN FIN。楽しめそう。

海に入り、カレントを確認する。それほど流れはなさそうだ。沖でひと呼吸し、セットの波を待つ。胸サイズの手頃なうねりが来た。うねりの速度にパドリングのスピードを合わせる。ピークで最後のひとかき。すーっとボードが波の斜面をすべる。

やべえー!ボードが滑り降りるスピードが速くて、自分の体が追いつかない。なかば尻餅をつくような態勢でテイクオフすら出来ず、ワイプアウト。前途多難である。

女房は9'0"のクラシカルロングボード。何回かテイクオフを試みるも、なかなか波のリズムに合わせられずてこずっている。いわゆるトロ速い波である。うねりからはうまく乗れず、うねりがピークに達すると、ぼこっと掘れてブレイクしていく。ロングボーダー泣かせの波。ショートボードなら楽しめそうな波なのだが、ロングボードばかり乗っていたぼくには、手ごわい波だった。

それでも少しはボードと波にも慣れてきて、何本かは自分なりには満足できるサーフィンが出来た。しかしこのボードは手ごわそうである。トム・カレンやロブ・マチャドのライディングが頭を駆け巡っていたのだが、暗雲が立ちこめてきた。女房も苦戦していたので、2時間ほどで終了。

「どうだった?」「ダメ!ラ・ホヤに行こっ。」吐き捨てるように女房。機嫌を損ねると大変なことになるので、そのまま101を南下することにした。

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デル・マーにさしかかる前で、サーフショップに立ち寄る。日本人経営の日本人ロングボーダーご用達のショップだ。9:50AMに着いたためオープンの10:00AMまで待つことにする。ぼくは気に入ったロングボードがあれば買おうという意気込みである。15分くらいして日本人の女性スタッフが来た。さっそく店内を見せてもらう。奥のボードの部屋に行く。うーむドナルド・タカヤマ、ジョエル・チューダーか。気に入ったものがなかったので、10分ほどで退散。101を再び南下する。


やはり下道(101)でラ・ホヤまで行くには時間がかかる。しかし途中の海や街を見ることが出来て楽しい。さあ、僕たちのフェヴァリットポイントに着いた!おおっ、思ったほど風の影響はなさそうだ。きっとケルプ(海藻)による恩恵だろう。波のサイズは腰〜胸下。ロングボード向きのいい波である。この波ならTWIN FINでもあせることなく、テイクオフが出来そう?である。やはりこのポイントは、期待を裏切らない。


このポイントのパーキングの雰囲気もいい。止まっているクルマのセンスが好きである。さっそく着替えてGO!水温も心なしか温かい。一発目、テイクオフ。先に入ったパイプスよりイージーな波のため、余裕を持ってテイクオフ出来た。前足加重でドンドン加速する。こういう波ならぼくにも楽しめそうなボードだ。でも弱音を吐くとすれば、疲れる。パドルアウトやテイクオフでのパドリング。ライディングの際の中腰態勢。いろいろな意味で疲れる。ポジティブに考えれば、いい運動である。女房は「水を得た魚」「まってました!」とばかりに、波に乗る。ニューボードも調子良さそうである。ぼくはミドルセッションからのちょっと掘れるポジションで波をキャッチ。また頭の中の雲の切れ間からトム・カレンが顔を出し始めた。いいぞ〜。2ラウンド目は午後2時前に終了。

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チェックインが午後3時からなので、フリーウェイ5を使って北上。再びエンシニータス・ブルバードで下りる。フリーウェイを使うと30分ほどで戻れる距離だ。昼食も食べずにサーフィンしてたので、ウェンディーズの看板を見た途端、お腹が鳴る。ハンバーガーをゲットしてモーテルに向かう。ここからは約10分で到着。3時前に着いてしまったが、気持ち良くチェックインさせてくれた。2階のノンスモーキング・ルームもリクエスト通り。満足。この頃から薄日が差してきて、蒸し暑くなってきた。部屋に荷物を運び、二人して無言でハンバーガーをほお張る。ふ〜っ。それから、ラ・ホヤからここエンシニータスに引っ越しているダンに電話してみる。いたいた。後ほどカーディフのアウトレット・モールに連れていってくれるそうだ。4時にこのモーテルに来てくれる約束をした。


ダンが来るまで一時間ほどあるので、近くを散策してみることにした。海側に上り坂を歩いていく。とても静かな住宅街だ。趣向をこらしたポストなんかあったりして。地図で見るとビーコンズという有名なサーフポイントが近くにあるので、そこを目指す。徒歩で20分ほどで到着。思っていたより遠かった。これが雑誌でよく見る看板か。記念撮影。パーキングスペースはやはり、ポイントを見下ろすような形でがけの上にある。サーフィンするにはパーキングスペースからZIGZAGになった長〜い階段を下りてエントリーする。波はといえば、あいにくオンショアを受けて少しささくれ立っている。サイズはゆうに頭はある。波を見ていると海側の斜面から視線を感じる。リスか。周りにはピーナッツの殻。今日はもうすでに2ラウンドしたのでやる気にならず。ひとしきり波を見て、そろそろモーテルに引き返すことにする。ちょっと遠回りをして来た道と違うエリアを散策。


海に平行に作られた綺麗なアスファルトの路地に入る。その路地の両サイドにはこじんまりした家。みんなほとんど同じ造りだ。よーく見るとコンテナの家だ。日本の下町の長屋ような雰囲気がある。なかにではコンピュータを使って仕事をしているひと、カウチで寝そべってTVを見ている人。芸術家っぽいひとが何かを作っていたり。いい感じなのである。あれ、この道路は私有地なんだ。トレーラー・パークというらしいです。101まで下りると良く行くロングボード・ショップがある。


中に入り、中古のボードを見る。おおっ、いきなりイートンのボンザーが目に入った。でもコンディションが悪く、買うのは断念。ダンとの待ち合せの時間が迫っていたので、すぐに退散。そこから約10分でモーテルに到着。結構歩いたなあ。部屋に入るなり、パン、パーン!クラクションの音。ダンである。ここだよと上から手を振る。昨年の11月以来8ヶ月ぶりである。「ちょっと太ったか?」「ちがうよ、トレーニングして筋肉がついたんだよ。」ホントかよ?RYOちゃんから預かってきたキッチンテープをあげる。カリフォルニアではリペア用のキッチンテープはポピュラーではないらしい。というか、売っていない。ダンはとてもうれしそう。僕たちはダンのクルマに便乗してアウトレットに向かった。


30分ほどしてカーディフのアウトレット・モールに到着。そうだ! ダンは明日、誕生日なんだ。ラルフローレンに入り、ダンにTシャツをプレゼントしてあげた。以前は買付のためにアウトレットに来て、バンバン買っていたが、BO SPORTやBoddhi Sattvaを立ち上げてからは、自分が欲しいものがあれば、買うとい売った感じである。サーフショップ発見!でけーっ。ホントにでかいのである。未来を暗示しているかのようにでかい。なんか、味気なくて、面白みもなくて。なんでこんなでかい店を作らないといけないの?って感じ。あたりも少し暗くなってきた。「エンシニータスにさ、おいしいタイ料理のお店あるから行こうよ。」想像しただけでもよだれが出てくる。全員一致!


グッド・タイミングでテーブル席がひとつ空いていた。僕たちが座ってすぐに、何組もやって来た。たちまち外で待ちが出来る。ダン、やっぱり太ったよ。おいしい料理とwineを2本。満足満足。ありがとう、ダン。ダンとは明日朝一のサーフィンを約束してモーテルで別れた。僕たちは部屋に入って交互にシャワーを浴び、ベッドに寝そべったらもう目が開かなくなった。グロッキーってやつである。

DAY 4に続く

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